先日娘が早稲アカからもらってきたサクセス11.12月号をみていたらとても気になる記事がびっくりマーク


タイトルが国語の文章問題の苦手の克服法で、福田先生の有難いアドバイスが載った記事です。


記事のなかでは「国語のテストはいつも時間が足りなくなる」という子どもの多くは「自分は文章を読むのが遅いから時間が足りなくなる」と感じて急いで読むように努力するけれど、その「時間が足りなくなる」原因は別なところにあることが多いという内容で、うちの娘の事ではないかとドキドキしながら読んでしまいました。


福田先生は国語の授業で生徒の「読むスピード」を試すことがあるそうなのですが、その「読むスピード」の順番は国語の成績順ではなくむしろ逆なのだとか。

速く読み終わる生徒はむしろ国語が苦手な生徒が多いそうです。

国語のテストで時間が足りなくなる生徒の場合、「解くスピード」の方が原因となっていることの方が多いそうなのです。

しかし、自分では「読むことが遅いから」だと思い込んでおり、とにかく文章を急いで読もうとするため、内容がほとんど頭に入らず、設問を解くときに一から考えなくてはならず、結果として「解くスピード」が遅くなってしまうそうです。

このタイプの失敗をしている子は、空欄に当てはまる本文中の語句を抜き出せ、といった「空欄補充問題」に時間がかかる傾向にあるそうです。

文章が頭に入っていない状態だと一つの言葉を探すために長い本文から追うことになりますが、ある程度内容が頭に入っていればはじめからある程度当たりをつけて探し始める正しい道筋をとれるため、それほど時間がかからないようです。

娘の場合、記述をまとめるのに時間がかかることに加え、この空欄補充問題がとても苦手なので、この説明を見たときに目から鱗が落ちた気持ちになりました。


娘は読むスピードは早い方なのに、テストでは解き終わらないことが多いことがずっと不思議だったので、正にこの先生のおっしゃるこの出来ない子のタイプだと思います。


以前、早稲アカのトップレベル模試を受けたとき、7000字程ある文章だったのにも関わらず、文章は読めていて、解き終わりはしないものの、空欄の数は組分けくらいだったのです。


ずっとこれは不思議だったのですが、トップレベル模試の国語は文字数制限の無い記述たったので、まとめたり字数を考えずに書ける様式でした。

また、抜き出しの問題もあまり無かった気がします。

おそらく、いつもより解く時間があまりかからなかったので、最後の方まで解けたのではないかと思いました。


記事には家庭でできる「文章内容が頭に入っているか」チェックものっていました。

文章の読み終わりに場面構成を確認したり、テーマを掴めているかの確認をしたり、具体例と結論についての文章構造理解につなげていくそうです。

これは今後やっていこうと思っています。

娘の場合、解き終わらない時ほど、文章に立ち返って内容を構造的に理解できているかということが出来ているかが大事なのだと思います。


今までサクセスは読んでも学校や職業記事だけだったりして、しっかり読まなかったことも多かったのですが、他にも為になることが色々出ていますね。

紹介のあった面白そうな本も早速注文してみました。


ドリームナビも改めて読み直したら面白そうな実験が色々載っていますね!

葉脈を取り出す実験は娘もやりたがっていたのですが、意外に家庭でも簡単にできることがわかったので、今度子ども達と葉っぱを集めようかなと思いますおねがい