強いストレスを受けたとき、私たちは知らず知らずのうちに、その出来事を「身体」に刻み込んでしまうことがあります。

 

これは、たとえ頭(脳)では「もう終わったことだ」とわかっていても、身体がその時のショックを記憶し、「まだ危険が続いている!」とアラートを出し続けている状態です。

  • 慢性的に肩がガチガチに凝っている

  • 無意識に呼吸が浅くなり、胸が詰まる感じがする

  • 夜、布団に入っても身体の力が抜けない

こうした緊張が続くのは、身体が「安心」を忘れてしまっているからかもしれません。

 

 

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東洋医学では、こころと身体は切り離せない一つのもの(心身一如)と考えます。

 

 こころの状態を変えるのが難しいときは、まず「身体に安心を教えてあげる」ことから始めてみましょう。

 

身体が「あぁ、もう安全なんだ」と理解すれば、こころの緊張も自然とほどけていきます。

 

呼吸を深く整えた後、ぜひ試していただきたいのが、精神科医の神田橋條治先生が考案された「地球におんぶ」というセルフケアの気功です。

 

やり方は驚くほどシンプルです。

  1. 寝る前に、うつ伏せになります。

  2. 自分が「地球(お母さん)」の背中におんぶされている、と想像します。

  3. そのまま、ゆったりと重力に身をまかせるだけ。

なぜ「うつ伏せ」がいいのか?

人間にとって、お腹(胃腸)は最も守るべき場所です。

 

そこを地球に預けることで、本能的な安心感がスイッチオンになります。

 

 

 

薬局でご相談に来られる方にお勧めしたところ、「硬かった肩の力が抜けた」「いつの間にか眠れた」という声が多く届いています。

 

今日一日頑張った自分を、地球に預けてみませんか? 

 

おんぶされる、あるいは重力に身を預ける安心感のなかで、

身体に刻まれた緊張を少しずつ溶かしていきましょう。