先日エアチャイナの成田便が空港管制塔(タワー)からの着陸許可を受けず無断着陸したというニュース。ここベトナムでもホォーと思いながらみてました。今日のニュースでは、パイロットは何度も交信したが、通信できなかったのは自分のせいではない!?天候もよく見通しもよかったため、機長の判断で着陸したのだとか。。。タワーの周波数は確認したのだろうか???と疑問を持ちつつも・・・
ふとアメリカの大学に留学していたときのことを思い出した。暑い夏のコーン畑の中にある大学の飛行場で操縦訓練のため、南に1時間ほどのエバンスビルという空港にクロスカントリー訓練で向かう日の朝。
教官が、「マック、管制塔のライトガンを知っているか?無線が壊れたときには必ずライトガンの光をみてから着陸だからな」と普段なら言うはずもないことを突然いう。「教官、了解!再確認はしておくよ。」といって、セスナ152に乗り込み、一人でエバンスビルの空港まで向かっていた。
さあ、そろそろだなというところで、いきなりセスナの電気系統がすべてダウン。
無線はもちろんのこと、航法機器やさらには燃料計などのシステムがすべて使用不能になってしまった。
まあ、無線が使えないとか、航法機器が使えないのはまだ地上をみながら航法すればいいけども、燃料計がみれないのは痛い。しかもまだ当時は訓練生で、そんなに頻繁に燃料計をみることもなくいったい電源が切れる前はどれだけあったかなと不安になった。
しかし、出発前に燃料は満タンにしたし、天気もよく風も弱めなので、計算通りの燃料消費だろうと決め込んでとりあえず空港近くまで飛んでいった。そして、ふと無線が使えないことに気がついた。タワーを呼び出しても無理。仕方がなく、空港のタワーから見える離れた場所で、ぐるぐると旋回を始めた。すると、管制官が気がついてくれて、ライトガンで緑色閃光で照らしてくれた。これは、着陸を許可する。
有視界飛行なので、他機がいないことを確認しながら、無事着陸。そして、着陸の衝撃で、電源が復活した。すぐさまタワーにコンタクトして、先ほどまで電源が切れていたこと。そして着陸のときに復活したことを告げた。管制官はようこそエバンスビルへといって、誘導路から大学が契約しているエアサービスの場所に誘導してくれた。
エアサービスのスタッフに、着陸前に電源系統がダウンしたことを告げると、早速点検を開始。その間僕は教官に連絡して、状況を説明。すると、教官は「よかったな、俺が言ったことを覚えていて笑」だってさ。しばらくすると、スタッフが戻ってきて、バッテリーをつなぐケーブルが外れてかけていたよ。それで、電源が落ちたんだな、と。ほんとか?と思いながらも、修理をしてくれたのちに、大学の空港に戻った。
何がいいたいかっていえば、やっぱり管制官との意思疎通は絶対欠かしてはいけないことだと思う。最終決定権は機長であったとしても、それは個の問題。全体をコントロールしている管制官に自己の意思を伝えておかないと、無用な混乱を招くだけ。自国ではない他国でならなおのこと。偶然状況がよかったということだけど、もし混雑している時間帯ならどうなっていたのだろうか?飛行機事故ほどセンセーショナルなものはないわけで、空の男(最近は女性も多数進出しているが)としての誇りと責任は忘れてはいけないと思う今日この頃でした。
僕も思えば、意思疎通をするのは苦手なタイプかも知れません(内省。。。)
ふとアメリカの大学に留学していたときのことを思い出した。暑い夏のコーン畑の中にある大学の飛行場で操縦訓練のため、南に1時間ほどのエバンスビルという空港にクロスカントリー訓練で向かう日の朝。
教官が、「マック、管制塔のライトガンを知っているか?無線が壊れたときには必ずライトガンの光をみてから着陸だからな」と普段なら言うはずもないことを突然いう。「教官、了解!再確認はしておくよ。」といって、セスナ152に乗り込み、一人でエバンスビルの空港まで向かっていた。
さあ、そろそろだなというところで、いきなりセスナの電気系統がすべてダウン。
無線はもちろんのこと、航法機器やさらには燃料計などのシステムがすべて使用不能になってしまった。
まあ、無線が使えないとか、航法機器が使えないのはまだ地上をみながら航法すればいいけども、燃料計がみれないのは痛い。しかもまだ当時は訓練生で、そんなに頻繁に燃料計をみることもなくいったい電源が切れる前はどれだけあったかなと不安になった。
しかし、出発前に燃料は満タンにしたし、天気もよく風も弱めなので、計算通りの燃料消費だろうと決め込んでとりあえず空港近くまで飛んでいった。そして、ふと無線が使えないことに気がついた。タワーを呼び出しても無理。仕方がなく、空港のタワーから見える離れた場所で、ぐるぐると旋回を始めた。すると、管制官が気がついてくれて、ライトガンで緑色閃光で照らしてくれた。これは、着陸を許可する。
有視界飛行なので、他機がいないことを確認しながら、無事着陸。そして、着陸の衝撃で、電源が復活した。すぐさまタワーにコンタクトして、先ほどまで電源が切れていたこと。そして着陸のときに復活したことを告げた。管制官はようこそエバンスビルへといって、誘導路から大学が契約しているエアサービスの場所に誘導してくれた。
エアサービスのスタッフに、着陸前に電源系統がダウンしたことを告げると、早速点検を開始。その間僕は教官に連絡して、状況を説明。すると、教官は「よかったな、俺が言ったことを覚えていて笑」だってさ。しばらくすると、スタッフが戻ってきて、バッテリーをつなぐケーブルが外れてかけていたよ。それで、電源が落ちたんだな、と。ほんとか?と思いながらも、修理をしてくれたのちに、大学の空港に戻った。
何がいいたいかっていえば、やっぱり管制官との意思疎通は絶対欠かしてはいけないことだと思う。最終決定権は機長であったとしても、それは個の問題。全体をコントロールしている管制官に自己の意思を伝えておかないと、無用な混乱を招くだけ。自国ではない他国でならなおのこと。偶然状況がよかったということだけど、もし混雑している時間帯ならどうなっていたのだろうか?飛行機事故ほどセンセーショナルなものはないわけで、空の男(最近は女性も多数進出しているが)としての誇りと責任は忘れてはいけないと思う今日この頃でした。
僕も思えば、意思疎通をするのは苦手なタイプかも知れません(内省。。。)