水のないプールに顔面ダイビング事件簿❗

それは、ある冬の寒い日の出来事でした。

真冬ですから、幼稚園の25メートルプールは、水が抜かれていまし

た。

また、そのプールには、横切れるように、幅30センチ前後の踏み台を

配置してありました。その高さは、水は、張ってありませんが水面上ぐ

らいあり、子供だった私には、結構高く感じました。

私の幼稚園では、園服があり、私服の上に、その園服を着て、通ってい

ました。

その頃の遊びで、片方の腕を園服の中に入た状態で走り回る遊びが、プ

チ流行っていました。

お昼休みだったと思いますが、数名の友達と片腕を園服に入れて走り

回っていました。

すると、いつものように、私が、先頭を走り、水の張っていないプール

幅30センチ前後の細い通りを駆け抜けようとした瞬間❗

あろうことか、足を踏み外してしまいました。

片腕は、園服の中。上手に受け身など取れません。そこで、お察しの通

り、オデコ、顔面から水のないプールの底にダイビング❗

案の定、私のオデコは、たんこぶの王様状態。また、氷でオデコを冷や

しながら、園長先生の車で整形外科へ一直線。

脳波等、異常はなく、そのまま、自宅まで送っていただきました。

先生からも母親からも、こっぴどく叱られたのを記憶しています。

その時のたんこぶは、今でもオデコを触ると、感じられます。約50年前

の思いです。

しかし、私の人生、根は、真面目ですが、こんなエピソードばっかり、

振り替えると楽しかったのかな⁉

(つづく)