宅地の裏側-7
最近の建物構造計算は、それはそれは、凄い。
何が凄いかとというと、構造計算書のページ数が膨大です。
それに、建物のすべての場所について、長期応力に対して照査し、次に、地震時の応力に対して、同じように照査します。
必要の場合は、限界状態というか、終局状態についても照査を行います。
コンピュータ無しには到底不可能な構造計算です。
しかし、ちょっと待って下さい、地震が発生し、平らな宅地が崩壊してしまったら、この厳密な構造計算の前提条件が、失われないでしょうか?
そうです、宅地を保護しているはずの「擁壁」が地震で崩壊したら、建物の基礎は浮いてしまいます。
建物の厳密な構造計算と同様に、宅地を保護する擁壁もしっかり構造計算すべきですね。