「歌謡曲バー」で趣味起業を成功させる小さなコツ -31ページ目

「歌謡曲バー」経営は意外と難しい、という話 その2

前回に引き続き、簡単そうにみえる「歌謡曲バー」ですが、
甘く見てはいけませんよ、という話です。

「大画面」に「なつかしい歌謡曲」を流せば、

お客様が勝手にハマる、
お客様が勝手に盛り上がる、

ほど甘くはないんです。


なぜでしょうか?


一言で言えば、歌謡曲というのは、

「間口が広く、奥が深い」

のです。



「間口が広い」とはどういうことでしょうか?

かなりの割合の人が「歌は好き!」であるということです。




「ちょっと面白い歌謡曲バーがあるうだけでど、行ってみない?」

と誘って、

「私、歌謡曲はキライだから」

という人は少ないのです。

「えっ歌謡曲?けっこう好きかも・・・」

みたいな方のほうが断然多いです。

ですから、かなりの層を取り込めるのです。



ただ、ここからが問題なんですね。。。

「奥が深い」のです。


「奥が深い」というのは、

同じ「歌謡曲好き」にもいくつかの「カテゴリー」があり、
それがまた「レベル」に分かれる、ということです。



なんとなくわかってきましたでしょうか?


大雑把に言ってしまえば、

お客様の「趣味がけっこうバラバラ」なのです。


この「けっこうバラバラ」なお客様の趣味を、上手くさばけると、
今まで知らなかった歌の魅力を知る、最高の「歌謡曲バー」になります。

「けっこうバラバラ」なお客様の趣味を、上手くさばけないと、
個々のお客様の満足度はグッと落ちて、リピートしてくれません。



ここが「キモ」なんですね。



では、どうすればいいか。

それは、

「コミュニティ」をつくること


なんです。



ノウハウ的なところは小出しにさせてください。

ネタが無くなっちゃいますので(笑)。



例えば、「リクエストカード」使い方なんかは、ひとつのノウハウなんです。



では、長くなりましたのでまた次回!

最後までお読みいただきありがとうございました。



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「歌謡曲バー」経営は意外と難しい、という話 その1

さて、今回から

「歌謡曲バー」経営の意外な難しさ、について書いていきます。

前回UPの記事に書いたように、

意外と短期間で閉店してしまう、

という「歌謡曲バー」もあるのです。


まぁ、他の飲食業態に比べれば、「撤退率」自体は低い数字だと思います。

が、時代としては「追い風」が吹いている業態なのにも関わらず、失敗する店がある。



何故でしょうか。


ここについて書いていきます。


この部分を理解していただければ、「歌謡曲バー経営のツボ」がわかっていただけると思います。


「失敗してしまう原因」を知り、その落とし穴に落ちなければ良いわけですから。


では、まず「失敗してしまう原因」のひとつ目、から。



実はその「原因」のひとつがこのお店なのです。


新橋の「なつかしや」さん、ここが「歌謡曲バー」の元祖です。

「なつかしや」さん日経レストラン記事へのリンク


竹村も本格的な「歌謡曲バー」を知ったのがこのお店です。
ある時期はかなり通いました。

現在もこちらの場所で多いに盛業中ですね。。。


さて、この「繁盛する歌謡曲バー」の「見本」のような店が、
なぜ、「歌謡曲バー」を失敗させてしまう「原因」なのか。


よくわかりませんね。


こういうことなんです。


実は、「歌謡曲バー」を始めたい、と思う方は、
ほとんどこの「なつかしや」を見にに行くんですね。

そして、その「繁盛ぶり」に驚きます。
ホントにお店揺れてますからっ。


ただ、そこで「勘違い」するんですね。


「この店はカンタンにできる」と。


大画面を用意して、昔のベストテンや夜ヒットの画像を流す・・・
それだけで、これだけお客さんが喜ぶ。


こんな店今まで無かった、これは間違いなく「流行る」、と考えます。

なつかしの歌謡曲好きの方なら「確信」に変わります。



ただ、「現在の」なつかしや店内の熱狂振り、
はオープン後すぐににできあがったものではありません。

先ほどの記事を読んでいただければわかりますが、
オーナーはもともと「ロックバー」を経営していた方で、その「ノウハウ」も持っています。

そこから、様々なアイデアを実現していって「今」があるんです。

そんな、経緯を知らずに、「成功して繁盛した状態」の店だけ見て、
簡単に始めてしまうのはキケンなのです。




ちょっと難しい言い方になりますが、

「設備産業」という言葉があります。

「設備」でお客様の満足度が決まり、サービスとか、人の関わる要素は二の次、
という業態のことです。

例えば「スーパー銭湯」なんかがそうですね。

「いい風呂」があって「いい湯」があれば客は入ります。



そういう意味で言えば、「歌謡曲バー」は「設備」で決まる業態ではありません。

「大画面」というハードがあって「iTune」というソフトがあればお客は来る、

というものではないのです。




次回、

同じようになつかしい歌を流しても、なぜ「なつかしや」にならないのか?


について解説します。


結構「核心」の部分ではないか、と思います。



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日本に歌謡曲バーは何件あるのか?について

「歌謡曲バーって何件くらいあるのか」

「歌謡曲バーってどこにあるのか」

という疑問をもたれている方も多いと思います。


何かまとまっているものがないかと探したら、ありました。
↓ ↓ ↓
「日本に歌謡曲バーは何件あるのか?」1966→2066さんBlogより

昨年の5月の記事ですが、ほぼ最新だと思います。

竹村の知ってる限りでは、このあと上野に1件新規OPENしてますかね。

確かに少しずつ増えています。


1966→2066さんが書かれているとおり、

>>いわゆる「ザ・ベストテン」世代のボリュームゾーンが40代になってきて、
>>ふり返りモードに入ってきているというニーズに加え、
>>iPodやYouTubeなんかの普及が背景にあるのかなと思っています。

ということなんでしょうね。


ただ、実は「短期撤退」の「歌謡曲バー」もあるんです。

例えば、自由が丘ヒットパレードと同じ年にOPENした、
東京、神田の「歌謡曲バー」は昨年、別のBARに変わってしまいました。


全体としては増えているですが、「潰れた」店もいくつかあるんです。


確かに、今このようなお店が「好き」な層はどんどん増えている感じがします。


間違いなく、「追い風」ではあります。


ただ、だからといって、「歌謡曲バー」と看板を出せば、
自然とお客がやってきて、リピーターになっていく・・・

それほど商売と言うのは甘いものではありません。



「歌謡曲バー」なりの「難しさ」があるのです。


このBlogは、

「これから全国で歌謡曲バーが流行りますよ!今が儲け時なので早くやりましょう!」

なんてあおるつもりはありません。


むしろ、「歌謡曲バー」の意外な難しさ、

を、きちんと知ってもらって、

それについてどう考え、どう対処していくか?


を書いていきたいと思います。


そこが「成功のポイント」ですから。



次回以降、少し「歌謡曲バーの難しさ」について掘り下げていきます。



では、最後に一曲、ちょっと新しめですが、これもお店で大人気です。
1997年ですね。



絵里子さん+寛子さん、いつ聴いても、鳥肌モンの歌唱力です。



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