サービス力 | 店長のカルマ

店長のカルマ

~飲食店店長歴10年で学んだ事~

ブログ名のカルマとは゛業゛『結果をもたらす行為』ということです。
飲食歴25年の経験を基に業種・業態は違えど同じ飲食店の仲間としてメッセージを伝えられたらなと思います。


現在、全国で飲食店が飽和状態の地区がいくつもあります。

どこのお店も競争が激化しているので 商品力・サービス力 に

力を入れている。



今日はサービス力についてですが、ちょっと一昔前までは

あまりサービスに力を入れていない店が多かった。

どちらかというとサービス力より商品力に力を入れ

接客はマニュアル通りするだけ。




飲食とは違いますが昔はパチンコ店もホールはおじさんスタッフばかり。

対応も酷い所は多々ありました。

今では若い男女スタッフが笑顔で礼儀正しい挨拶や言葉使いをし、とても

好感が持てます。

パチンコ店もやはりこういったサービス力は必須だと感じ

どこのホールも力を入れていますよね。




飲食店でも現在、商品力は当然一番力を入れなくてはならない分野

ではありますが、サービス力も同時に力を入れる必要がある。

それもマニュアル通りの形ではなく、おもてなしの心や・親近感ある

対応(程よい距離も必要)。


そういった 付加価値 が当たり前のように今は求められている。




サービスとは、さり気なくお客様に求められているものをする。



お客様から 『すみませ~ん』 という言葉を貰わないよう意識している。

お客様は注文したい時、必ず何らかのアクションがあり、それにいち早く

気付けるようお客様をさり気なく注視し続ける。

例えば薬を飲むときとか言われる前に氷なしのお冷を提供したり。



表現力を持ってでの接客も大切ですが何よりさり気なく、

当たり前にしてくれる事は本当に気持ちいいですよね。


大きな声での挨拶は、ないよりいいですがお客様によっては

もう少しボリュームを落としてほしいと感じるお客様もいます。

そういう風に感じ取られたら店側の自己満足に終わってしまいます。



ですから何より大切なのは心の通った対応力です。




ここを自分一人だけでなくスタッフ全員が出来ていれば個人の


評価からお店の評価に変わります。




全くの余談ですが皆さんも思った事があるでしょう。


スタッフ全員が自分だったらと(笑)

全くの同じ思考・行動レベルをしてくれるのでどんなにやりやすい店か。




同じレベルまで指導・教育するの難しいし、凄い労力も入りますが

やはり同じ価値観・行動レベルまで持ち上げていく過程がやりがい

にも感じますよね。




ちょっとずれてしまいましたが



お客様は求める事が日々進化している。

昨日お店で感動を受けた出来事があり

今日も同じ事をしたとしてもお客様は感動行動が

普通に変わります。

ですから店側もお客様に追いつかれないように

日々進化し続けなければならない。


そういった日々の行動で、お客様がお店の常得意になってくれます。

マニュアル通りでは普通のお店。

お客様の求める以上の事をすることが飲食店の責務ですね。