ねぇ...気付くのが遅すぎて
もう 戻せないのかな
痛みの消えない傷跡に
冷たい涙が染みる

自分の心が見つからなくて
暗闇の中 抜け出せずに
またこのまま殺すのかな
この 想いを...

形のないものに怯えて
叫ぶ声は風に呑まれて
私は此処から動けずに
見上げるのは小さく切り取られた空

大丈夫だよ って
私の手を取って
そしたら私
今度は暖かい涙、流せるかな?

消えそうになる命で
必死に描き出したこの空を
精一杯広げようと
私は何度も手を伸ばした