たまには真面目に治療のことを書こうと思う。

胃がんと放射線治療の話。

主治医の先生からは発病当初から手術は出来ないため抗がん剤で治療を遅らせるしかないと言われた。

国のガイドラインである保険診療の3大治療の手術、化学療法、放射線のうち

放射線は胃がんの場合、治療対象外と言われていたので今まで調べることもしてなかったけど

別の病院で話を聞いて放射線治療を受けることにした。

主治医の先生が間違えたわけではなく、保険診療内の話ではどうしてもそういう流れになるらしい。

ただ、胃への放射線治療は病状や進行具合にもよるけど、根治治療にはならないため、腫瘍を小さくしたり播種の広がりを抑えることが目的になるみたい。

呼吸すると胃が動くので体を位置決めするための固定具を作った上で呼吸を合わせたり

複雑形状を照射するためにIMRT(強度変調放射線治療)とか

SBRT(体幹部定位放射線治療)という技術を使えば胃への照射も可能らしい。

抗がん剤のスケジュールがあまり狂わないように年末年始に放射線治療することを決めた。

主治医の先生は紹介状を書いてくれて放射線治療受けることを了承はしてくれたけど、推奨はしない、とはっきり言われてしまった。

放射線の先生に聞くと、承諾してくれない先生も多いらしいので自己責任になるけど、自分の決断に後悔はしていない。

というかまだやる前だけど。

治療効果は気分が凹んでなければアップしようと思います。

でも一つ思うのは、ガンの治療法って自己責任の連続なわけで、ネットの情報は限界があるし、同じ病気の方のブログでも病状は人によって違うし薬との相性もあると思うので、気になる治療法があれば実際に病院へ足を運ぶのが一番だと思う。

あくまで個人的な意見だけど、多少お金に執着を感じる売上優先な病院があったとしても、病気を治してくれるなら別にいいと思う。

自由診療は高額治療がほとんどだから、意を決して支払った分、効果が目に見えて分からなきゃ納得出来ずにトラブルになることもあるんだろうけど、良くなった事例が偽造でない限りは全否定する必要もないのかなって思う。

将来、画期的な治療法でガンが怖くなくなる時代は来ると思う。

でも、そこに辿り着くまでに色んな治験や開発が進む過程でケチをつけられることもあって、

それでも今もどこかであきらめない開発者や医者、治験者の勇気で続けられた結果が希望に繋がり、実用化され、いつかは保険対象になってくだろうから、

ガン根絶にはまだ時間はかかるだろうけど自由診療の治療法や治験にはこれからも注目していきたい。

個人的にはやっぱり光免疫療法!!

今回の記事は絶対にやった方がいい治療として放射線を推奨するわけではなく、今まで放射線を検討する土台にも上げていなかった胃がんの方に少しでも参考なればと思い、綴らせて頂きました。