ついに観ちゃいました。



実は一時期、フレディーマーキュリーを追いかけていたことがある。

 

ロンドンのマダムタッソーでは共演し


スイスのモントルーでは魂が乗り移り

 

ウェンブリースタジアムではLIVE AID の風を感じた。



とか言って、LIVE AIDのことは映画で初めて知ったので


完全な後付けの、ファンの方には怒られそうなただのミーハーですが。


しかもボヘミアンラプソディを初めて聞いたのはQueenではなく、


ミスチルの桜井さんが歌っていたのを聴いた時。

 

1995年に開催されたLIVE UFOというライブツアーで桑田圭祐とミスチルが洋楽を演奏してて、


BSで放送してたライブ中継を録画し、繰り返し観た中で一番かっこよかったのが桜井さんが唄ったボヘミアンラプソディだった。

 

元々洋楽はあまり聞かなかったけど、そのライブをきっかけにQueenの他の曲や、そこで演奏された洋楽にも興味を持った。

 

今回の映画も桜井さんの歌を聞いていなかったら観ていなかったと思う。

 

英語の歌詞やエイズについても当時調べるきっかけになり、やっぱり僕にとって桜井さんは偉大な存在だ。


と、ただの思い出話とミスチルの話になってしまったので映画の話に戻ると、


事前にレビューを見て病人は特に感情移入して感動するっていうのを見てたので号泣覚悟で観た。


あまりネタバレしてもいけないかもしれないけど、やっぱ最後のLIVE AIDでウルっときてしまった。


ありきたりな感想だけど音楽の力ってすごいなーって思って、帰ってからYouTubeで本物のLIVE AIDの動画見たら再びウルっときてしまった。


当時は今ほどエイズの研究が進んでなくて、治療法が確立されていない状況でエイズを宣告されることは癌の宣告よりも絶望したのかな、なんて思ったり。


映画とはいえ、フレディマーキュリーが病気と立ち向かう姿勢には勇気づけられたし、


自分も悔いのないよう生きなきゃって気合いが入った。


今回の休薬期間は体調がイマイチ楽にならずちょっと不安もあったけど、ちゃんと最後まで観れて良かった。


また抗がん剤が始まるって考えると憂鬱になることもあるけど


治療法があるってだけ幸せだな。