前回間が空いてしまったので今度はなるべくすぐに出そうってことでT14編をお届けします。今回もよろしくお願いします。


2018/4
詳しい日付が消えてしまっていて分かりませんが、まだクハに線路設備モニタリング装置がついていなかったり、夜の回送が8096Hになる前だったりと色々懐かしい写真。まぁ撮った当時はどちらも予想できませんでしたが笑

2020/7/1
コロナ禍始まってから初の東芝臨。この年から列番が代わり、また本数も減りました。
この改正の前は平日(7月と12月に運転)は21臨、休日(7月と9月に運転)は朝に31臨と33臨、夜に朝の1本を35臨で再出庫という運転形態で、31臨と33臨は海芝浦だけでなく浜川崎にも行っていましたが、この改正で平日は35臨、休日は朝に33臨、夜に同じ車で35臨と姿が変わりました。
平日なのに35臨というのには慣れませんでしたが、2021年3月改正で東芝臨そのものが無くなってしまいました。


2020/7/23
こちらは同じ年に運転された休日ダイヤの東芝臨。こちらは浜川崎に行かなくなった以外はそんなに変わりません。
東芝に出勤する人向けなので朝6時というかなり早い時間から運転されていました。

2020/9/12
線路設備モニタリング装置が設置されて間もない頃のT14。新品でピカピカな床下機器が目立ちます。
この機器は後にE131系T8編成に流用されることになりますが、ほかの線区の設置車と異なり軌道変位モニタリング装置のみ(マイクロエースが相模線205系の模型にして話題になった、レーザー光線を出す軌道材料モニタリング装置は設置されず)の設置なのは鶴見線クオリティでしょうか😅


2021/1/8
鶴見線開業90周年のヘッドマークを掲げ、交番検査のため南武線を走行したシーン。
ヘッドマークを掲げた205系が南武線を走行するのは小田栄駅開業の2016年ぶりの出来事であり、また南武線205系のラストランも連想できる光景で大変胸熱でした。

2021/1/15
(たぶん)13日の予備でヘッドマークが変えられ、当初はデザインが発表されていなかったシークレットのものになりました。
歴代の車両が描かれていますが、95周年の時にはここにE131も加えてやって頂きたいですね。

2021/11/20
T14と言えばコレ。Tcの最も乗務員室側、進行右側の扉の窓枠が一つだけアルミ製(ほかの鶴見線クハは全てステンレス製)になっていて、写真でも左と右で若干の差異がお分かりいただけると思います。
横浜線のH26以外の車や南武線のナハ2〜4に見られた形態で、種車となった埼京線の205系には該当しなかったはずですが、このT14だけはどこかのタイミングで扉を交換しているのでしょうか。

2022/1/13
冬季限定な列番と暗さの組み合わせ。この頃は特に目立った動きもなく、定期列車の記録が捗っていました。

2022/6/10
中原支所としては初めて室内で開催された撮影会。南武線205系をイメージした表示をリクエストさせていただきましたが、この半年後の撮影会では帯までリバイバルして頂けてしまいました。
2023/5/25
交番検査のため中原へ向かうシーンを矢向の橋から。鶴見線内とは全然違う風景の中を走るのも魅力的ですが、この日は南武線のダイヤが乱れており、南武線の快速を思わせる走りでやってきました。

2023/12/24
E131系営業運転開始の日、私も少し乗ったり撮ったりしてみましたが、流石にデビュー日の新型車両大変な混雑で普段の鶴見線らしくなく、空いている205系に乗った時は本当に安心しました。
仕事のことで悩んでいたり、色々あって気分が沈んでいた時もこの電車の撮影だけはサボらずに行い、また日常的に使っていた電車でもあるので、鶴見線205系はもはや私の一部にまでなっていたのでしょう。笑
2024/1/6
5日に11に入ったのでそこがラストと思っている人が多かったようですが何故か6日に朝だけの07に入り、これがT14編成最後の営業運転となりました。冬でどこも影が多く、また8時半過ぎに全部終わってしまうので撮影地には本当に悩まされました。
最後は弁天橋の先から富士山と一緒に。

2024/1/8
成人の日であるこの日、T14最後の鶴見線走行となりました。
山手線に新製配置された小窓車でありながら床下機器や網棚が後期型である所謂「中期車」はこれでおしまい。国府津疎開の前にモニタリング装置をT8に移すため中原支所へ向かいました。

2024/2/10
中原支所で開催されたT15とT18の撮影会の後ろに、T14も2.3号車だけ展示されました。
Tcは台検庫内でモニタリング装置関連の作業中で切り離されていたため、このような大変珍しい光景を見ることができました。
しかし広告は全て撤去され、もう二度と鶴見線で営業運転に就かないことを実感し寂しかったです。

2024/3/5
ダイヤ改正を前にいよいよ鶴見線205系の廃車回送が始まってしまいましたが、最初の回では国府津車両センターで撮影会が開催されました。
国府津とは車輪転削と疎開ぐらいでしか縁のない鶴見線205系ですが、相模線の時と同じように撮影会まで開いていただき感謝しかありません。
郡山方にはT18が連結されており、これで本当に205系中期車は国内から全滅することになりました。今ではこのT14の解体も始まっているようです。

このシリーズも残すところあと4回、今回の記事が折り返し地点となりました。次回は少し違う記事を書こうと思いますが、これはしょうもない自分語りがメインになるのであまり期待はしないでください(笑)
今回も読んでいただきありがとうございました。

〜T14編成〜
種車:サハ205-215 モハ205/204-173
製造:川重(クハ)/東急(クモハ・モハ)
改造:郡山
最終検査:2020-4 OM
最終営業:2024/1/6 07
鶴見線最終走行:2024/1/8 回8081H