出版社への応募を考え始めて、少したってから
中学時代からの友達に、絵を描いてもらえないか
聞いてみました。
彼女は「私で良ければ」と
すぐにOKしてくれました。
でも、私は少し心配していました![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
何となく、彼女が迷っているような感じがしたのです。
その友達は、中学時代から絵が上手で、
色んな人と仲良く出来る社交的な明るい子です。
大学卒業後は、一般企業に勤めて、
真面目に働いていました。
絵のお教室に行ったり、周囲の人のイベントで
絵を提供したりはしていたけど、「絵描き」としての仕事はまだしていませんでした。
そんな彼女は、2年くらい調子を崩してしまっていて、
一時期は、中学時代からの友達の集まりにも顔を出せない程で、
みんなで心配していました。
今年の始めくらいから、やっと調子が良くなってきたのです。
私は、彼女に絵を頼んだものの、
もし、今回の絵本が彼女の負担になったら
嫌だな
とも思っていました。
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
でも、
彼女が迷っているように見えたのは、
「こわかった」からでした。
「やってみたいけど、こわい」
そんな感じだったのです。
私は、絵本のあらすじを考えながら、
彼女は絵について考えながら、
3月は過ぎていきました。
彼女が、今回の絵本のあらすじから
イメージした絵を描いてくれたとき
心の底から「可愛い!」
って思いました![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/082.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
それまでは、
「他の人と作るより、絵の上手な友達と絵本を作った方が良い思い出になるから、一緒に作りたい」
というような気持ちだったけど、
「こんな素敵な絵
を描く友達と一緒に作ったら、いい絵本が作れるかもしれない」![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
という気持ちに変わりました。
彼女の気持ちも固まって
私達は、一緒に「絵本作り」の旅に
出たのです。