小学校高学年~中学生時代は、文章を書く事が好きで、作家になりたいなあと思っていました。
でも高校生になると演劇に夢中になり、本を読んだり、文章を書く事はあまりなくなりました。(脚本は読んでたけど)
高校生になり、本格的に医師を目指すようになって、医師になってからも頑張って仕事をしてきました。
作家になりたかった事など、すっかり忘れていました。
30歳で第1子を出産したので、それからは、仕事と子育てとで忙しい毎日。
私の場合、大きく分類して、並行して抱えられる事は3つくらいまで。
2019年度は、いつもの仕事と子育てと、3つ目に子供の幼稚園の委員をやっていました。
私のキャパいっぱいでした。
2019年のある時、長男の学校で、親に仕事の内容や仕事で困った事について聞くようなアンケートがあり
そのアンケートの最後に、「中学生の時になりたかった職業は何でしたか?」という質問がついていました。
それを読んだ時、自分が中学生時代は作家になりたかった事を思い出しました
2020年に入って少したった頃、ある出版社で「絵本を出版する企画」を募集しているのを目にしました。
その時はスルーしました。
作家には、なりたかったけど絵本作家になりたかった訳ではないし、その時は3つの事を抱えていて、
キャパいっぱいだったのです。
ところが、新型コロナの感染が拡大し始め、自粛期間が始まってしまった時、
残念だったけど、幼稚園の委員会活動も急に終了してしまいました。
すると、3つ目に抱えていたことがなくなったので、急にキャパに余裕が生まれました。
2020年3月に入ったころです。出版社の絵本企画の事を思い出しました。
「応募してみようかな」と思いました。
その企画では、文だけの人(絵は出版社の方で絵を描ける人を探してくれる)
、絵だけの人、絵と文両方できる人、いずれも応募可で
私は絵は描けないので、文だけで、応募しました。
素人が絵本を出せる訳で、当然プロデュース費用もある程度かかる内容でした。
でも私は「自分が納得のいく、あらすじが考えられたら、正式に契約しよう」と思いました。
3月の1か月間、色んなあらすじを考えました。
やっと「これだったら、費用を出しても出版したいな」と思えるあらすじが出来たので、
3月末に正式に申し込みました。
絵は、出版社に絵が描ける人を探してもらう事も出来たけど
中学時代の同級生で仲の良い、絵の上手な子に頼む事にしました
こうして、2020年の4月ごろから、友達との絵本作りがスタートしました