新しい事を始める時に、
今やっている勉強をどうするのか
今やっている仕事をどうするのか
家事、育児との時間配分をどうするのか
みたいな事を悩む方もいるかと思います。
先日読んだ「サードドア」でも、その事について書いてありました。
著者のアレックス・バナヤンは、大学生。
著名人が「成功への一歩」をどうやって、踏み出したのかをインタビューすることをミッションとしています。
でもその道は険しく、時間もかかります。大学の勉強もすごく大変だし。
それで、アレックスは、大学3年生になる時に「大学を中退するか」悩みます。
著名なビル・ゲイツやマーク・ザッカ-バーグも大学を中退していた事にも影響を受けています。
でも彼のメンターの一人のエリオットに相談すると「彼らもお前が思っているようには中退していない」と言われます。
そこで、もう一度。、アレックスは彼らについて調べると、、、
ザッカ-バーグは。大学生の時にフェイスブックに関わっていましたが、フェイスブックのユーザーが20万人に達した時も
(フェイスブックの)将来に不安を持っていました。
ザッカ-バーグも3年生に進級する時に、自分では進級するつもりだったのですが、フェイスブックの仕事のために
共同創業者に一緒に休学しようと誘われて、休学を決めます。
ビル・ゲイツも、マイクロソフトでフルタイムで働くために、大学3年生の時に1学期だけ、休学して、
そして会社が十分にうまくいかず、まだ期が熟していないときに、大学に戻り
翌年になって、ゲイツはマイクロソフトの成長を見ながら、もう1学期休学し、それからもう1学期休学しています。
映画や見出しでは、物事を白黒はっきりさせて描くことが多いですよね。
なので、アレックスも、ザッカ-バーグやゲイツみたいな偉大な人は「スパっ」と大学を中退したイメージだったんですね。
でも実際は、そんなことなくて、グレーな時期がある。
偉大な人でも、何か(仕事や学校)を辞めるというような大きな決断は、
慎重に行っているんですね。 グレーが続いて、いつか機が熟したときに、決断しているのだと思います。
そこでアレックスもいきなり大学を退学するのではなく、1学期休学することに決めます。
私たちも何か新しい事を始める時は、とりあえずやってみて、
今までやっていることについても並行して、
(時にはモヤモヤすることも、
なんか自分が中途半端な気がすることも
あるかもしれないけど)
グレーな時期をも楽しんでいく
と良いのかもしれません(^^♪