行くところなくて来てみる冬の海  フーザンボー

 

 

 地球の約4分の3を占めると言われる海。海は広くて大きく、ときに人々をやさしく包み込んでくれるのです。

 そんな海ですが季節ごとに様々な顔をもちます。冬の海と言ったとき、日本海側は暗くどんよりとして、ときに荒涼として大きく時化る(しける)こともあります。それに対して、太平洋側は明るく晴れていることが多く、疲れた人のこころを癒してくれることもあるのです。