「ロングスローが卑怯というなら、その機会を与えなければいい。私の中では、これが問題になること自体が論外です。いまさら議論するものではない」

ロングスロー論争の時の風間八宏氏のコメント。

 

加えてこのロングスロー論争から勝利至上主義にまで至っていた。

「日本が育成大国になるには『勝利至上主義』は弊害だと思います。高校選手権で勝つことだけが指導者の名誉だったら、そのために選手を集めたら話が違う。

 それはJユースでも同じ。高円宮杯で勝つことが指導者の評価基準になったら、子供たちのためにならない」

 

昨日のルヴァンカップ決勝で勝敗を決したのはサンフレッチェ広島のロングスロー、もはや論争すら起こらないような大きな力となっているように思える。

市川大祐 この名前を初めての知ったのは彼が中学生の時のメニコンカップ、実際に試合を見たのがU-16日本代表での試合。この頃は異次元だった。そしてその後はトントン拍子でJリーグ出場、日本代表デビューとプレースタイル同様あっという間に駆け上がっていった。

 

アレックスとの両翼から繰り出すサイドアタック、2002年ワールドカップ出場を果たすなど、そういう華やかな記憶しかない選手が、ある日突然水戸へ来るという話が紙面に踊った。

 

見たいようで、見たくない。

あの市川が目の前で見れる。いや、若い頃のあの勢いのない彼の姿を見るのはちょっと…。

試合を見にいくのにも結構葛藤があったのをよく覚えている。そして一年後にはチームを去ったときは少し安堵した。

 

 

好きな選手だからこその…なのかもしれないな。

2012年リーグ32試合に出場1得点を記録している。

 

 

相手との間合いの取る時のステップ、リズムの変化。

セレソンの面々の動きはボクシングのそれ。

 

 

密集地帯のバイタルエリアでも、サイドに追い込まれても、まったく動じない…。

ジャブで相手の足を止めて、的確にクリーンヒットのパンチを浴びせる。

素早い連打、絶妙なコンビネーション、急所を抉るようなカウンター、強烈なストレートパンチ。

 

右サイドバックのジョジマールが放った伸びるようなストレートパンチ(シュート)

 

カレッカからジーコの(バックヒールでの)ワンツー、そしてフィニッシュはカレッカの左。