泣くのを止めた日
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面接

今までの人生を変える日

たまたま求人広告で見つけたヘルスの仕事。


広告には埼玉で一番大きいグループと載っていた。


意を決して電話をし、面接に行った。


薄暗い小さな店で、狭いフロントの先のカーテンを抜けると、左右に部屋が4つずつあった。


左側の部屋へ店長に通され、年齢や出勤日、出勤時間や顔を出せるのかを聞かれた。


太っていて威圧的な態度…怖くて震えた。


「初めて仕事するの?」


「はい」


「なんでこの仕事を選んだの?」


「お金が欲しいんです。今の恋人が一番嫌う仕事をしてやりたいんです。自分の人生を取り戻したい。」


私が応えた言葉だった。

「簡単じゃないよ!覚悟は出来てんの?」


「はい。顔出しもします。一生懸命やります。」

「じゃあね…新しく店舗が出来るから!
そっちのお店で働いてね。オープンまでの二週間はうちで働いて貰って、この仕事に慣れてね!!
新人なら講習して貰わなきゃだね!!ちょっと待っていてね。」


店長は部屋から出て行った。

3 30才からの4年間


30才の4月


31の誕生日まで数ヶ月
一大決心をした。


この半年もの間
悩み抜いて出した答え


男に振り回される人生を棄てようと決意した日。

意を決して


私は風俗に勤めた。


ほんの数年前まで馬鹿にしていた職業だった


求人広告を片手に、今にも飛び出す勢いの心臓を押さえつけ電話を掛けた

2 過ち

目を閉じる


今までの人生を振り返る

どこから道を誤ったのか

思い返してみる