算数はどうしたらできるようになるのか?
この悩みをお持ちの方はとても多いと思います。
それには、その子が「なぜ算数ができないのか」がわからないと、正確にお答えすることはできません。
しかし、一番多いパターンについてお話します。
算数ができない理由で一番多いのは、「論理的思考能力の未発達」だと思います。
或いは、「なぜこうなるんだろう?」という興味や好奇心の欠如といってもいいかもしれません。
つまり、
「物事の根本を理解し、解き方の意味を理解すること」
ができる子は、算数や理科が得意な子です。
しかし、現実に中学受験レベルの算数を根本的に理解できるのは、
実は10人に2~3人くらいしかいないのではないかと思います。
ということは残りの約7,8割の子は、
「解き方を覚えて、それを思い出して解く」
という勉強を繰り返すような勉強をしていることになります。
しかし、この方法では、解ける問題は本当に基礎の基礎レベルにとどまり、
少しひねった問題には手も足も出ないでしょう。
さて、では、その7,8割の子はどうすればいいのでしょう。
基本的には、その子が精神的に大人になるのを「待つ」しかありません。
しかし、ただ待つのも芸がありませんから、塾では次のようにしています。
その前にまず、一つよく覚えておいてください。
この7,8割の子が、自分一人で家で算数を勉強し、力をつけていくことは不可能に近いです。
物事を論理的に理解することができないのに、自分で解答解説を読んで理解できると思いますか?
それは無理です。
だから、算数や、理科の力学系、天体などは、指導者と一緒でなければ勉強できないのです。
ですからワイズでは、一度授業でやった問題と同じようなものしか宿題には出しません。
それなら、子供一人でも何とか学習できるからです。
特に、4年生、5年生の前半ではその傾向が強いです。
ちなみにワイズの6年生の算数の授業時間は、週に6時間10分です。
社会は1時間40分、理科は3時間です。(いずれも生徒が課題に取り組む時間を除きます)
これだけ算数の時間を多くとっているのは上記の理由によるものです。
ですから、自然に、家での勉強は、理科と社会の暗記事項がメインになります。
しかし、いくら論理的思考ができないといっても、
6年生になると、生徒たちの精神年齢も徐々に上がり始め、志望校も決まり、目的意識もできてきます。
そうすると、少しずつ論理的な思考ができるようになってきます。
ですから、ワイズでは6年生に入試過去問題をやってもらうのはこの時期からです。
11月からで間に合うのですか?
という声が聞こえてきそうですが、
逆に11月からでないと身につかないのです。
勉強というのは早ければ早い程良いというものではありません。
機を見て、適切なものを与えていくことが大切です。
さて、話がややこしくなってしましましたが、
算数を伸ばすには、
1、論理的思考ができないうちは、公式的にでも良いから、とにかく基本問題は解けるように練習させる。
2、6年の11月位を目途に、本人の意識が高まってきたら、過去問中心の学習をさせる。
ということです。
それをやりきっても、尚、論理的思考力が身につかない場合も多々あります。
しかし、そこまでやりぬいた生徒はほとんどが中学生になると芽を出します。
それを
「それじゃあ、中学受験に間に合わない! 意味がない!」
と思わないで下さい。
それはとても大切なことです。
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