よく公立の学校教育を批判する人もいますが、
自分の娘を公立小学校へ通わせている私は、学校教育には概ね満足しています。
ただ、あえて言わせていただくなら、
もっと勇気を持って生徒の評価を行っていただきたい。
つまり、子どもの学習の習得状況が客観的に或いは相対的にどの程度なのか。
現状のまま中学に行っても問題はないのか。
問題があるとしたら今どんな手立てが必要なのか。
そのへんのところの役割分担が学校よりも塾に流れてきているのではないかと思います。
仮に、このままいけば間違いなく中学へ行ってからの勉強についていけないであろう生徒がいたとすれば、
いくらかの経験を持つ先生ならば必ずそれはわかると思います。
それをオブラートに包むようにご父兄に伝えても、ご父兄にとってはピンとこない場合もあるでしょう。
居残りをさせて分数を教えたいと思っても、
「野球があるから」
「バレエのレッスンがあるから」
と言われればそれまでかもしれません。
そのとき、先生は、あゆみに「C」をつけることができるでしょうか。
通信の欄に、
「このまま中学へ上がれば、ついていけなくなる恐れが大いにある」
と書けるでしょうか。
それをせずに、後のことは中学校の先生がなんとかするだろう、とただ穏便に卒業の時がやってくるのを待つのはいささか教師としての気概に欠けると思わずにはいられません。
また、いじめや、誰かのものを隠すなど、学校には様々な事件が起こりうることは容易に想像できますが、
それに対して真っ向から取り組んでいるか。
時の流れと共に事件が風化していくことを望んでいないか。
その辺も大きな課題だと思います。
こちらを立てればあちらがたたず。
こちらの生徒を助けようと必死になれば、あちらの生徒のご父兄が「それはどういうことだ」とねじ込んでくる。
きっとそんなことは日常茶飯事でしょう。
先生の不登校が相次ぐのも本当によくわかります。
しかし、学校の先生には頑張っていただきたい。
親に何を言っても、生徒を取り上げられることなく、最後まで生徒とかかわれるのは学校の先生だけなのですから。
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