最近、日本の子供の学力低下が問題になっています。


テレビでは偉い教育評論家の先生が、


「国の教育政策が悪い!」


というようなことをおっしゃっていますが、


他にも原因があるのではないかと思います。


それは、


「親の学習に対する意識の変化」   


です。


僕らが子供の頃、毎日のように草野球をやっていました。


そしてそれは、当時の親にとってはまぎれもなく「遊び」でありました。


遅く帰ると、


「いつまで遊んでるの!早く勉強しなさい!プンプン


と叱られたものです。


口答えでもしようものなら、恐ろしい父親の鉄拳ドクロが待っています。


しかし、今は違います。


親は子にいかに楽しい小学生生活をさせようかと考えているのです。


チームに入ってのサッカーや野球は、もはや遊びではありません。


塾よりも野球やサッカーを優先させる親御さんもめずらしくありません。


こどもが勉強についていけず、「やめたい」と言い出した時に、


「この子がかわいそううだ。しょぼん


と、あきらめる親御さんもたくさんいます。


今の韓国や中国でそんな甘いことが通用するでしょうか?


昔、日本には、「受験戦争」「教育ママゴン」のような言葉がありましたが、


今まさに、中国・韓国では、そのような状態になっているといえます。


そのような気合の入った家庭に育つ子供たちに、


日本のように優しい家庭に育った子供が勝てるわけがありません。


私はどちらにすべきだとか、どちらが正しいといっているのではありません。


ただ単に、


「これで勝てないのは当たり前」


と申し上げているのです。


昔の戦国武将は我が子を甘やかさないために、優秀な家来に子育てを任せました。


例えが少し極端かもしれませんが・・・。


子供が楽しそうにしているのを見るのが親の喜びなのは良くわかります。


しかし、厳しさを伴わない優しさが、子どもたちの、延いては日本のレベルダウンを招くのは当然のことと思われます。


資源のない日本が、今後どのように中国・韓国・シンガポール・台湾などと渡り合っていくのか・・・・


真剣に考えるのは大人の責任かもしれません。