放射線が終わりしばらくすると

またまた手術をすることに。

 

結局この後にもう一度手術をするので

約一年の間に5回!

 

腫瘍切除の為だけでなく

抗がん剤治療の為にも入院しているから

入院回数にすると6回!!

 

夫も慣れたもので手術に対する

不安を口にすることもなかったし

血尿が酷くて再手術したとき以外

まったく問題なく手術は終わっています。

 

正直、

あの真赤な血尿と再手術が衝撃過ぎて

後半の2回の手術は

ほとんど覚えていないんですアセアセ

 

でも、覚えていないのは

無事に終わったって事だし

良い事ですよね。照れ

 

一つ入院の事でよく覚えているのは

「教授の回診が偉そうでむかつく」

って夫が言っていた事。

 

教授が何人もの医師を引き連れて

大名行列のように病室を回る回診、

ドラマで見た事有りますよね。

 

あれって本当にやってるんですよ!

 

私もたまたま面会中に遭遇したけど

看護師さん達はピリピリするし

教授を先頭にぞろぞろ歩いてきて

大人数でベッドを囲んで

もの凄く嫌な感じだった。

 

コロナが流行してから教授回診は

やってないようなので

このまま廃止にして欲しいと思うくらい

嫌なものでした。

 

6回も入院した事を忘れていましたが

病院通いの事は覚えています。

 

特に夫が通っていた泌尿器科は

患者さんが凄く多くて

待ち時間が尋常じゃないほど

長かったんです。

 

まだ膀胱温存療法をできる病院が少なく

遠くから来ている患者さんも

何人かいました。

 

たまたま夫は治療を受ける事が出来ましたが

この治療方法は標準治療ではなく

現在、自費診療となっているので

高額な治療費がかかるようです。

 

治療方法も以前とは

少し変わっているようですが

膀胱全摘術後10年目の生存率が

約50%と言われる中

夫は膀胱を残して約10年後に

白血病で亡くなりました。

 

夫はこの治療が原因で

白血病になったと考えていたので

治療をしたことが正しかったのかは

分かりませんが

もし膀胱を全摘していたら

生活が全然違っていたと思うんです。

 

何が正しいかなんて誰にも分からないし

普通の生活が出来ていたんだから

あの時膀胱を残す選択をしたことは

間違いではなかったと思っています。

 

※膀胱癌は約10年前の話です。

 

 

いつもありがとうございます


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