初売りではなくてすみませんw
本日は、絶賛今読んでいる古事記と君が代のお話です。
以前、日本の国歌『君が代』を自分なりに噛み砕いてこのブログに書きました。
『君が代』は誰かの幸せを願う歌と。
天皇陛下はじめとする、自分以外の誰かの幸せを願う歌と。
でも、その成り立ちは天皇陛下の長寿を願う歌だったのですね。
受け売り始めますw
天皇陛下のご先祖様には、天照大御神がいらっしゃいます。
神様です。
でも陛下は私たちと同じ人です。
人というと語弊があるかもしれません。神の性格をお持ちになっておられる現人神です。
ご先祖様は神様ですが、陛下は現人神である人です。
神と人の決定的な違いは、神は永遠の命があり、人には寿命があります。
じゃあいつ寿命がある人になったのか?
それは、天照大御神の孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)からです。
邇邇芸命(ニニギノミコト)は、天照大御神の神勅によって地上を治めよと降り立った神様です。
これが天孫降臨です。
邇邇芸命は地上に降りたらすぐ恋に落ちますw
神様というのは、すぐ恋に落ちるようですw
そして、プロポーズw
そのお相手は、木花咲耶比売(コノハナノサクヤヒメ)!
この花の咲くや姫!と書くと、なんとも美しいお名前ですね。
多分名に負けないぐらいの美しい方だと思います。
しかし邇邇芸命がプロポーズするも木花咲耶比売は、
『ちょっとパパに相談してくる♡』
といってパパである大山津見神(オオヤマツミノカミ)に相談します。
実は、このパパ地上の山の神様で偉い方です。
パパは話を聞くと、
『なんと!天照大御神のお孫様!!!』
『是非是非!』
と大歓喜!
そりゃあ親だったら喜びますよw天上世界を牛耳る神様のお孫様ですからねw
すごい喜びようで、なんと木花咲耶比売のお姉さまである石長比売(イワナガヒメ)まで一緒に嫁がせました。
二人で、邇邇芸命に嫁いでいきますが、邇邇芸命はびっくり!!!
石長比売はものすごい不細工だったのです。ブスです。
邇邇芸命は、
『こんなブスの嫁さんはいらん!』
と言って、石長比売を帰してしまいます。
すげーかわいそうです・・・
石長比売はなんも悪くないのに・・・
パパに言われて嫁いで行ったら、断られた・・・
何、この敗北感・・・
泣いてやる~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
って感じだったのでしょう。
そんな娘を見てパパは激おこです!
『せっかく木花咲耶比売には花が咲くように繁栄するように、石長比売には石のように永遠にと願いをかけて嫁がせたのに、石長比売を帰してきやがって!!!』
『呪ってやる~!!!』
と、花が咲くように繁栄するが、それは永遠にではない花が咲いている短いひと時だと呪いをかけていまったのです。
神である邇邇芸命は、この呪いによって永遠の命が奪われ、寿命のある人になってしまいました。
このお話が神から人になった境目です。
・・・で、なんで『君が代』が絡むかというと、そう『君が代』の歌詞です!
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌となりて
苔のむすまで
さざれ石!そう石が出てきます。
『君が代』は天皇陛下にささげる歌としてできました。
大山津見神のパパの呪いで私たちと同じ寿命を持ってしまったけれど、せめて石のようにいつまでも元気なお姿でいてくださいとささげた歌だったのです。
天皇陛下の長寿を願う歌だったのです。
時空を超えた伏線!w
なんとも壮大なスケールで、圧倒されます!
古事記面白いですよ(°∀°)b