トムの笑顔と優しい声に触れたなら、私はいつだって幸せになれた。
トムの澄み切った青い瞳が幸せという素晴らしい魔法をかけてくれる、大切な魔法使いだった。
彼のキスが私の心を満たし、彼の大きな手が私を優しく包んでくれた。
でも、もう私はトムを魔法使いとして見ることはできない。
今や私の中で彼は特別な魔法使いではなくなってしまった。
彼の澄み切った青い瞳は、もう魔力を持たない。
そう、私はトムの事をもう好きじゃないみたい。
新しい魔法使いが現れてしまった。
緑色のその瞳はいつも優しくて、いつも温かく私を見守っていてくれていた。
私も、その魔法使いに魔法がかけられるみたい。
私は、新しい恋をしてしまった。
