12月上旬は、労働安全衛生コンサルタント試験の筆記合格発表があります。
これまで長い期間、学習を続けてこられた皆さまにとって、いよいよ一区切りとなる一日が近づいてきました。


筆記試験は、労働安全衛生の幅広い知識を体系的に問われる非常に難度の高い試験です。
過去問に加え、法令・リスクアセスメント・化学物質管理・機械安全など、多岐にわたる内容を整理し、十分な理解と記述力を備えて臨む必要があります。
ここまでたどり着いた皆さまは、すでに専門家としての土台を身につけていると言えます。本当にお疲れさまでした。

そして、合格発表後に待っているのが 口述試験 です。

筆記に比べると情報が少なく、何をどこまで準備すべきか不安に感じる方が多いのも事実です。しかし、口述試験は決して「知識量だけの勝負」ではありません。
むしろ、労働安全衛生コンサルタントとして、現場でどのように判断し、どのように助言し、どのように安全をつくるのかを問われる試験です。



●口述試験で求められるものは何か

口述試験は、次の3点が本質です。

①実務に基づいた判断
 法令や指針を踏まえ、具体的な現場でどう行動するかを説明できること。

②コンサルとしての倫理観・基本姿勢
 秘密保持や誠実義務、技術者倫理をどう考えているか。

③再現性のある思考プロセス
 なぜその措置を選ぶのか、どのようにリスクを下げるのか、根拠を持って説明できること。

この3つは、筆記試験だけでは測れません。
だからこそ、口述試験が存在しています。


●合格発表後にすぐ始めるべきこと

合格していた場合、時間は多くありません。
特に日程がタイトです。次の3つを早めに着手することをおすすめします。

① 過去の想定問答を読み込み、自分の言葉に落とし込む
② 実務経験を体系化し、「自分ならどう助言するか」を準備する
③ 模擬面接でフィードバックを受け、回答の軸を安定させる
書いてあることを覚えるのではなく、
「なぜその答えになるのか?」という 思考の筋道を安定させること が最重要です。


●最後に

労働安全衛生コンサルタントは、現場の安全を守る専門家として大きな責任を担う国家資格です。
筆記試験を突破した皆さまは、その入り口に立つ資格を手にしかけています。

筆記試験の結果がどうであれ、これまで努力してきた時間は決して無駄にはなりません。
もし合格されていたなら、次のステージである口述試験に全力で取り組めるよう、今からゆるやかに準備を始めてみてください。

YS技術研究所では、口述試験対策の問答集作成や模擬面接も行っています。

皆さまの努力が実を結ぶことを、心より願っております。



本気で資格取得を目指す人を応援します!!

※労働安全コンサルタントHP
https://ys-technology.com/occupationalsafety

※労働衛生コンサルタントHP
https://ys-technology.com/occupationalhealth