YS技術研究所です。


労働安全コンサルタントの勉強は捗っていますか。

特に法令が難しいと感じている人は多いのではないでしょうか。

そこで、他の資格試験にはない問題の特徴を書いてみたいと思います。



労働安全コンサルタント以外の資格試験の中で「誤っているものはどれか」といった問題があった場合、誤っているポイントは1つです。

ところが、労働安全コンサルタントの法令では、誤っているポイントが2つある問題文が出てきます。


例えば、以下のような問題文です。

「高さ10メートルを超えるはい作業を行うものは、その計画を作業開始の日の14日前までに厚生労働大臣に届け出なければならない」

上記に誤りのポイントは2つあります。

1つ目は「はい作業は届け出の必要がない」ということです。

はい作業の系統業務で届け出の必要なものはありません。

2つ目は「厚生労働大臣への届け出は30日前」ということです。

厚生労働大臣への届け出で14日前というものはありません。


つまり、正解へのトリガーが2つ用意されている訳です。

これが、他の資格試験にはあまり見られない特徴です。

特にこの傾向は、「届け出」、「特定機械」の問題で多く見られます。


ところで、いくらトリガーが用意されていても、そこに気付かなくては正解に辿り着けません。

やはり、模擬試験なども含めできる限り多くの問題を経験して下さい。


法令の難易度は非常に高いのですが、上記のポイントに着目することで正解へ近づけると思います。

できるだけ、多くのパターンの問題を解いて用意されているトリガーを引けるように鍛えてください。




YS技術研究所では、多数の資格試験の問題を詳細に分析していることから本番と遜色ない模擬試験問題を作成できます。



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