負けない がん日記 その4 | よしまるのブログ

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以下は直腸がん発見告知までの顛末記です。


その4 

会社への報告:2015年2月24日(火)

出社すると社長から呼び出し

総務部長から検査で休んでいると聞いたが結果はどうだったかと問われ
直腸がんで人工肛門の可能性が高いことなどありのままを話す


社長の父親は前項で書いた私の新入社員の頃大腸がんで亡くなった人で、そのこともあり理解をしてくれ仕事は心配しなくてもよいから治療に専念するように。

会社が傾かない限り働いてもらっていいからと温かい言葉をもらった。感謝感謝

長期離脱が考えられるので職場の仲間にも話しだいぶ気分が楽になった。精神状態は平穏だが一時的に下がることもある。

兄に報告:2015年2月28日(土)
自宅のすぐ近くに兄が住んでいるので、包み隠さずつたえ年老いた両親(85歳)には
手術が終わり安定するまで内緒にするように頼んだ。
翌日の日曜日に実家の両親に会いに行く老夫婦二人だけで暮らしている。立派なものだ。

手術詳細説明、胃カメラ:2015年3月6日(金)
胃カメラ
朝は朝食ぬきで10時30分より胃カメラ
胃に異常があると手術で悪化する可能性があるので検査するらしい
初めての胃カメラ つらいと聞いていたがどんなものか?
口に凍らせたコーヒー味のゼリー状の麻酔薬を含み溶けたら少量ずつ飲み込むその後麻酔薬のスプレーを喉に入れられる。

口にマウスピースをし内視鏡を挿入喉から先が入らない。

「リラックスして、肩の力を抜いて、ゴクンと飲み込んで」でも入らず涙がだらだら流れる。胃カメラ恐るべし こんなにしんどいのか


3度目にようやく挿入成功しやれやれ。その後は胃がぐいぐい押される感じがするも苦しくはない。

カメラが胃に入っている時間は10分ほどで入ってしまえば辛くはない

胃カメラ体験は飲み込むまでは酷く辛いものでしたが、次があれば今度は1回で飲み込めるとへんな自信が付きました。

結果は少し炎症があるが異常なしとのことで一安心
喉が痛い 風邪を引いた時みたい 数日で違和感はなくなった


手術詳細説明


消化器外科の医師2名 嫁さんと共に執刀医から手術内容とリスクの説明および同意書など書類の提示を受ける。


腹腔鏡手術で行う予定だが、途中から開腹手術になる可能性もある。

出来る限り肛門は残すようにする。大腸と肛門を縫合した傷が治るまで一時的に小腸又は大腸から人工肛門をつくりバイパスとし、3か月後に再手術し肛門につなぎ直す事も考えている。肛門を残せない場合は永久的な人工肛門となる。


肛門を残した場合でも便を溜める機能の直腸がなくなるので1日20回程度の頻便になる。
1年経過すると回数は少なくなり10回程度となるがそれ以上の改善はない。
頻便は日常生活に影響が大きいので人工肛門がましではないのかと質問したところ肛門を残せる場合は多少の不便が考えられても人工肛門にはしないとの答えだった。

ステージ、リンパ節への転移については当初の説明通り切除したリンパを検査しないと判明しない。検査結果は手術後2週間程度かかるので、退院近くになる。

リンパ節に転移がないステージⅡであれば抗がん剤治療はなく3か月毎の検査による経過観察となる。

肛門近くには尿関係の神経、生殖関係の神経があり傷がつく可能性がある。その場合排尿障害、勃起障害が出る。


その他色々と質問をし、説明を1時間ほど受け終了した。

会計後入院受付で手続きや説明、入院申込書兼誓約書を受け取る。この病院は案内や看護師、ヘルパー、各診療科の受付の職員さん皆さん丁寧で優し方ばかりだったが、この入院受付の女性職員は事務的で優しさが感じられなく残念だった。


翌日、姉に電話で直腸がんのため入院、手術することを伝えた。

あとは手術を待つのみ。


その5に続く