昨日のSPEC
結構衝撃的でした…

これから録画を見られる方も
いらっしゃるでしょうから
あえて内容には触れません
私も、もう二度くらい見るかも


さて、
ドラマの本編が終わった後や
映画が始まる前に流れる映像


そう、予告編


この予告編ですが、
昨年(一昨年?)くらいから
何か違和感を感じること
よくありませんか?


全くあてにならない…


確かに映像や音声は
本編で使われているものですが
話の内容が予告編と
違っていることが多いですよね

主役がやられる…
と思ったら、逆だったり
いよいよ核心に迫る…
と思ったら、まだまだだったり


実は、これって意図的に
やられているもので
ミスリード(mislead)手法と
呼ばれるものです


考えてみてください
ドラマを毎週見ていて、
自分が想像したように
ストーリーが次々にと
展開されていくとします

さて、このドラマの感想は?

何となくつまらないですよね


一方、予想外の展開になっていくと
次回が楽しみになりますよね

そんな心理を利用したテクニックです


では、誰でも簡単にできる芸当なのか?
やっぱりそれなりの頭脳とセンスを
持っていないと難しいです

ミスリードのポイントは
読み手・聞き手をその気にさせること
つまり組み替えられたシーンでも
ストーリーが成り立たなければダメです


最近ですと、踊る3がそうでしたよね
「ヤツらを解放せよ!」というサブタイトル

予告編をみる限り、警察署に閉じ込められた
仲間を助け出すストーリーだと思わせておき
実際は囚人を刑務所から解放しろという
犯人からの要求のことでしたね
あれには感心しました
さすが亀山さんです


ですので、予告編を見るときは
自分でシーンを繋ぎ直してみたりすると
違った意味で面白いかもしれません

ただし、素直に騙された方が良いときも
ありますのでご注意を