相関図(フジテレビ サイトより)


ゴシップROCK★吉原ニューハッスル


ゴシップROCK★吉原ニューハッスル



キャスト :役名(芸名)



コ・ウンソン(ハン・ヒョジュ)
ソヌ・ファン(イ・スンギ)
ユ・スンミ(ムン・チェウォン)
パク・ジュンセ(ペ・スビン)
ウンソンの元彼イ・ヒョンジン(キム・ジェスン)
ウンソンの父コ・ピョンジュン(チョン・インテク)
ウンソンの継母/スンミの母ペク・ソンヒ(キム・ミスク)
ウンソンの弟コ・ウヌ(ヨン・ジュンソク)
ファンの祖母/チンソン食品代表チャン・スクチャ(パン・ヒョジョン)
ファンの母オ・ヨンラン(ユ・ジイン)
ファンの妹ソヌ・ジョン(ハン・イェウォン)
ジュンセの父/チンソン食品理事兼顧問弁護士パク・テス(チェ・ジョンウ)
執事兼料理人ピョ・ソンチョル(イ・スンヒョン)
ウンソンの友人チョン・イニョン(ソン・ヨウン)
ウンソンの友人イ・ヘリ(ミン・ヨンウォン)
ファンの友人チン・ヨンソク(チョン・ソクウォン)
店長(ペク・スンヒョン)
スジェ(パク・サンヒョン)







2009SBS演技大賞・功労賞(パン・ヒョジョン)
10大スター賞(イ・スンギ、ハン・ヒョジュ、ペ・スビン)
最優秀演技賞(キム・ミスク)
特別企画部門 演技賞(イ・スンギ、ハン・ヒョジュ)
ベストカップル賞(イ・スンギ&ハン・ヒョジュ)




更に詳しいあらすじ(ストーリー内容)




■1話
アメリカから帰国したファンを出迎えるスンミはウンソンの姿を見て咄嗟に身を隠す。一方、ファンと同じカバンを持って飛行機を降りたウンソンをヒョンジンが出迎え、友人ジュンセを紹介する。空港からの帰り、車から紙コップを放り投げてウンソンを怒らせるファンは祖母に会うのを嫌がり、ホテルに部屋を取る。娘の帰国を喜ぶウンソンの父ピョンジュンだが、銀行から融資を断られ、倒産の危機に陥っていた。そのため、弟ウヌが通う学校について話そうとするウンソンの話をはぐらかす。夫から会社の危機を知らさらたソンヒは、お金の掛かる(自閉症の)ウヌをどうするのかと責め、どんな事をしてでも不渡りだけは出さないよう厳しく言う。その頃、"ソヌ・ファン"という人物とカバンを間違えて持ち帰ったとに気づいたウンソンは、ファンに電話してみるが連絡が取れない。その後、ピョンジュンはウンソンに帰りが遅くなると言い残して家を出て行き、ウンソンは父を笑顔で見送る。ウヌと一緒に実の母の墓参りをするウンソンは、ウヌがピアノを弾いて幸せに暮らせるように一生自分がウヌの面倒を見ていくと母に話す。ジュンセの経営するレストランのパスタの味についてアドバイスするウンソンは、明日の父の誕生日に自分の料理の実力を披露しながら、父に黙って専攻を変えて料理を勉強してきた事を告白し、父の会社を継ぐよりも自分の夢を叶えたいと言うつもりだと話す。夜、祖母からカードの使用を止められたファンは、バッグを交換するためにやって来たウンソンにお金を払うよう命じたうえ、車の運転を命令する。その頃、ピョンジュンは男に殴られ、友人から受け取った現金と時計や指輪を奪われていた。翌朝、警察へ届けようとするピョンジュンは、自分がガス爆発事故で死亡した事になっているニュースを見て驚く。警察に呼ばれたソンヒは遺体がしている時計と指輪から夫の死に絶望するが、生命保険に入っていた事を思い出し、スンミを密かに呼び出す。一方、バッグを持って再びホテルヘ行くウンソンだが、ファンは家族と会う事を優先してウンソンを待たせる。待っている間、ウンソンは父へ誕生日のカードを書くが、そこへ父の死の知らせが入る。葬儀場へ到着したウンソンは父の顔を見ようとするが、遺体の損傷がひどく、すでにソンヒが遺体の身元確認をしたと知って取り乱す。






■2話
「お父さんじゃなかったかも知れないのに…」と泣くウンソンだが、ピョンジュンの遺品を見せられて父の死を受け入れるしかなかった。一方、カバンを取り替えるためにホテル前で待つファンだが、ウンソンが時間を過ぎても現れないために苛立つ。そこへ祖母が現れ、ファンは家に連れ戻されて留学を中止して店で働くように命じられる。ウンソンの父の会社が不渡りを出した事で、その会社を手に入れる夢を失ったヒョンジンは葬儀にも出席せず、それを知ったジュンセはヒョンジンを殴りつける。その日からソルロンタンの店の副店長として働く事になるファンだが店長の言葉を無視し、横柄な態度で「気に入らないならクビにしろ」と言って帰って行く。密かに生命保険の支払い手続きをするソンヒは、債権者たちに相続を放棄すれば借金を返す義務はなくなるのだと言い、通帳や宝石を差し出して涙で理解を求める。そして、ウンソンとウヌを家から追い出す。ウンソンは住む部屋とバイトが見つかるまでイニョン宅へウヌを預けるが、環境の変化に対応できないウヌはピアノを探して騒ぎ、ウンソンは荷物を持って家を出て行く。ソンヒに渡されたお金を失くしてしまったウンソンは、「お父さんに会いたい」と言うウヌの言葉を聞いて、ウヌと高台の塀の上に立ち、「ここから飛んでお母さんとお父さんに会いに行こう」と言ってウヌの手をつなぐが、思い直す。ウンソンは友人ヘリに会いに行き、ウヌを預けてヘリと一緒にクラブで働くことになる。翌日、店長を殴ったファンは、妹ジョンにねだられるままにジュンセを誘ってクラブに向かう。母親が追い出したウンソンとウヌを心配していたスンミだが、ウンソンの声に気付くものの声を掛けずに帰ってしまう。一方、ウンソンに気づいたファンは、乱暴にウンソンの首根っこを掴んで連れ出して自分のカバンを返すように言い、ウンソンの携帯を踏んで壊してしまう。その頃、買いものをして来るように言われたウヌは、通りかかったピアノ教室にガラスを割って入り込んでしまう。連絡を受けてウヌを迎えに来たソンヒは、ウヌが自分の電話番号の他に車のナンバーや住所を記憶しているのを知り、そのままウヌを乗せて車を走らせる。





■3話
ウヌが居なくなったと知らされたウンソンは警察に届けを出し、壊れた携帯を握りしめてウヌを待ち続ける。一方ソンヒは、ウンソンに会いたければ絶対に誰の電話番号も口にしてはならないと言って、ウヌを施設の前に置き去りにする。翌朝、ウンソンはソンヒに電話をするが繋がらない。ソンヒは自分とスンミの携帯を新しく買い替えていたのだった。母からそれを知らされたスンミは、昨夜クラブで働くウンソンを見たが、ファン兄妹に知られるのが怖くて逃げだしたとソンヒに話す。テスからファンの事を知らされたスクチャは店の従業員たちからファンが店で暴れて店長を殴り、客を驚かせたと報告を受けて驚く。その頃、ファンはスンミをバイクに乗せていた。ファンは高校時代に男子生徒から父親がいない事でからかわれているスンミを助け、自分にも父親が居ない、また誰か傷つける奴がいたら俺の名前を出せばいい、ソヌ・ファンが兄だと言えと言っていたのだった。スクチャから呼び戻されたファンは店長に謝罪するように命じられるが、素直に聞き入れない。その夜、ジュンセはクラブでウンソンの住所を聞き出し、家の前で倒れこむウンソンをヘリの部屋に連れて行き、携帯を置いて名前を言わずに帰って行く。再びウンソンに会いに行くジュンセは施設の連絡先をウンソンに渡し、闇雲に捜しまわらずに捜索願いのビラを作って一緒に貼ってまわろうと提案する。その頃、ピョンジュンは、ウンソンとウヌも我が子だと話すソンヒの言葉を思い出しながら家族の前に出ていく覚悟で連絡を入れるが、家族が引越した事を知って愕然とする。ジュンセはウンソンが部屋を借りるためのお金をヘリに渡し、ウンソンはこんなにもお金が怖いものだとは思わなかったと涙する。翌日、そのお金で部屋を借りたウンソンはジュンセと共に生活用品を買い揃える。ファンは店長に治療費を差し出すが、店長はそれを受け取らずに社長に言われたように謝罪をするよう要求する。しかしファンは鼻で笑って、お金を店にばらまいて出て行くのだった。それを知ったスクチャは激怒してファンの頬を打ち、こんなためにお金を稼いできたのではない、お前の祖母だという事が恥ずかしいと嘆き悲しむ。怒ったファンは、ソルロンタンなんてうんざりだ、嫌がっているのになぜ無理強いするのか、お祖母ちゃんが死んだらすぐに会社をつぶしてデパートに変えてやる、ダサいソルロンタンの会社なんて誰が継ぐものかと怒りをぶつけ、スクチャは黙ってそれを聞いていた。翌朝、ウンソンは歌を歌いながら屋台で餃子を売り始め、スクチャはその屋台の横に座って餅を売り始める。ウンソンを見て昔の自分を思い出したスクチャは、ある瞬間、昔に戻ったように息子を追いかけ、階段から転げ落ちてしまう。倒れるお祖母さんを見つけたウンソンはスクチャを病院へ運ぶが、スクチャは記憶を失い、ウンソンにしがみついて離れようとしない。





■4話
ウンソンはスクチャを家に連れ帰ってご飯を食べさせ、洋服を買い与える。一方、NY行きのチケットを買ったファンはスンミに3年は戻らないと告げ、スンミは行かないでほしいと引きとめる。その頃、ヨンランとジョンはソンチョルにスクチャの居場所を問いただすが、ソンチョルは何も答えない。翌朝、餃子を売ったお金を一枚一枚ていねいに伸ばしながら「お金が怖くなるなんて思いもしなかった」と言うウンソンの言葉を聞いたスクチャは全ての記憶を取り戻し、ソンチョルに数日したら戻ると連絡を入れる。捜索願いのビラを貼るウンソンに声を掛けるジュンセは残り物の餃子を昼食にするウンソンに、自分の店で新メニューの開発をして働きながら弟を捜すように言う。しかしウンソンは、ヒョンジンが社長をしている店で働けというのか、同情はされたくないとキッパリ断るのだった。その頃、祖母が戻るまでNYへ行けなくなったファンはカバンを取り戻そうとヒョンジンに電話を掛けるが居場所がつかめずにいた。その夜、ウンソンは急に訛りがなくなったスクチャに驚いて記憶が戻ったのかと訊ねるがスクチャは否定し、ワガママな態度をとってウンソンを困らせ始める。同じ頃、スンミはソンヒが父の死をファンに知らせないのは結婚の障害になるからか、結婚したらどう説明するつもりかと問いかけるがソンヒは質問に答えず、スンミは、お義父さんを火葬にせず埋葬すべきだったのではないか、お義父さんはウンソンのお母さんの隣で眠りたかったのに火葬されてしまって成仏できていないのではないかとつぶやく。ウンソンはスクチャの困った行動に困惑しながらも、日々餃子を売ってウヌの捜索ビラを貼ってまわっていた。ジュンセはチンソンソルロンタンへウンソンを連れて行き、気配りが足りなかった発言について謝り、弟捜しも大事だがまずは君自身の生活の基盤をしっかり作るのが先だと話し、個人の事情を理解して正社員でも時間の自由がきき、何よりも能力を認めてくれる会社だと言ってチンソン食品を紹介する。家に帰ったウンソンはスクチャにお土産のソルロンタンを食べさせ、友人からこの会社に入れと言われたと話す。その夜、スクチャは、ずっと今日のようにまともでいたら私を追い出さないかと訊き、ウンソンは、今日みたいなお祖母さんなら弟と3人で暮らしたいと答える。そこでスクチャは、「会うべき人は必ず会える。あなたは心がきれいで優しいから必ず幸せになれる」と話すのだった。一方、大学を辞めたスンミはチンソン食品の面接を受けると母に話し、面接に合格したらファンに父親が亡くなった事を話すと言うが、ソンヒは結婚が決まるまでは許さないと反対する。翌朝、面接を受ける準備をするウンソンだが、スクチャは腹痛を訴えて病院へ連れて行くように言い、結局面接が受けられなかったウンソンは泣き続ける。スクチャは、腹が立つなら私を追い出せばいいと言うが、ウンソンは、捨てられた者の気持ちが分かる自分にそんな事は出来ないと言ってさらに泣くのだった。スクチャが部屋から出て行った翌朝、ウンソンはソンチョルに声を掛けられてスクチャの家に連れて行かれる。





■5話
ウンソンは驚きながらもスクチャに家族がいた事で安心する。そんなウンソンにスクチャは一緒に暮らす事を条件に弟を捜してやると話す。詳しい説明なしにウンソンを家に呼んだスクチャに、ヨンナンとジョンは素性も知らない子と一緒に暮らせない、礼がしたいなら謝礼金を渡せばいいと反対するがスクチャは聞き入れず、テスにも空白の1週間の事は語らずに合格者の中にウンソンを加えるように言う。そんな時、ソンヒは自分が書いたチンソンの加盟店志願書をスンミに清書するように言う。スクチャの家に行くべきかどうか迷うウンソンだが、道に捨てられたウヌのビラを手にして決意する。その頃、ウヌは施設に保護されていて、院長の配慮から警察には届けずに親の迎えを待っていた。ヨンナンに会うソンヒは娘の合格を知らせ、娘が社員でも加盟店入りは可能かと尋ねる。荷物を持って家に入っていくウンソンを見たファンはウンソンを泥棒扱いしたうえ、詐欺師だと家族に言ってウンソンを追い出し、ウンソンは悔し涙を流しながらスクチャに謝って帰って行く。スクチャはファンにウンソンを連れ戻すよう命じるが、ファンは絶対一緒には暮らせないと拒否し、そんなファンにスクチャは「嫌ならお前が出ていけ!」と言い放つ。ソンヒの志願書には離婚したスンミの父を死んだ事にして亡くなったピョンジュンを生きているように書いてあり、スンミは、二人の父に申し訳ない、学生時代から親友のおばさん(ヨンナン)には離婚したと言うべきだと言う。しかしソンヒは、13年も連絡のない男は死んだも同然で、苦労せずに育ったお嬢様に夫に浮気やギャンブルや暴力の癖があって離婚したなど言えるわけがない、同等であってこそ友達になれるし親戚にもなれるのだと話す。チンソンへ面接を受けに行くウンソンは、社長の席にスクチャが座っている事に驚く。ファンとの経緯を知ったスクチャは、家で暮らせば弟を捜してやると言ったはずだ、ひとりでビラを貼るのと何十人で全国を捜すのとどちらが早く見つかると思うのか、ここに就職させてやるが家で暮らさないなら私たちの縁はこれで終わりだと話し、夕方までに考えて来るように言う。ジュンセのレストランに張り巡らされた捜索ビラに驚くウンソンは、記憶を失くしたお祖母さんがチンソンの社長だった事や、スクチャの家に住む事になった経緯などをジュンセに話す。一方、ウンソンがスクチャと一緒にいるのを見たソンヒは、ヨンナンから聞いた娘がウンソンだと知って頭を抱えるが、帰ってきたスンミからウヌを捜すビラを見たと聞かされてさらに驚く。偶然の出来事が多い事で怪しむファンから、一体何者なのか、うちが金持ちだと知っててわざとカバンを取り替えたのではないのかと言われたウンソンは、本当にお祖母さんの孫なのか、養子か病院で取り違えられたのではないかと言い返す。ジュンセがウンソンと連絡を取り合っているのを知ったヒョンジンは、金を貸せと言いだすかも知れないから気をつけろとジュンセに言い、ジュンセは「お前じゃあるまいし」と言い返し、ヒョンジュンがついたレストランや家がヒョンジンのものだという嘘についても怒る。翌日、納骨堂でウンソンに再会したソンヒは家から追い出した事を詫び、今までどうしていたのかと心配するフリをする。スンミは罪悪感からウンソンを家に呼ぶよう母に言うが、ソンヒは、ウンソンがファンの家に住んでいてチンソンに入社予定だとスンミに知らせる。そして、チンソンで働けばファンに嘘がバレるのではと恐れるスンミに対し、チンソンで働かないならウンソンを避けられると思うのか、ファンを諦めてこそウンソンは避けられる、それができるのかと問いかけ、加盟店志願書を破り捨てる。翌日、ソンヒはウンソンを呼び出し、スンミが学生時代から好きだと言っていたファンがチンソンの社長の孫のファンである事と、チャン家とは親しくしているが言いそびれて家の事情は知らせていないと打ち明け、スンミのために自分たちの関係は黙っていてほしいと言ってウンソンに約束させる。その頃、ピョンジュンはエステでソンヒを待ち伏せて声を掛ける。






■6 話
死んだはずのピョンジュンの出現にソンヒは驚く。ピョンジュンは保険金のために姿を消したと話し、ウヌとウンソンの安否を尋ねる。ソンヒは、二人は保険金でアメリカへ行ったが連絡はないと嘘をつき、家へ帰りたがるピョンジュンにお金を渡して二日後に会う約束をして帰っていく。その頃、ソンヒがスンミと姉妹である事を黙っているようウンソンに言ったと知らされたヘリは呆れるが、ウンソンは、ウヌを預けて留学に行かせてもらったし、父は継母の事を本当に愛していたから憎む事が出来ないと話す。その夜、ウンソンはファンに食事するよう呼びに行くが、ファンから「お前が居る限り家で食事はしない」と言われる。自分はここで暮らしたいわけではない、どうしようもない事情があるのだとウンソンは訴えるが、それがファンには芝居に見え、俺には通用しないと言う。そこでウンソンは、自分は父の娘として堂々と生きてきた、言うに言えない事情というものもあるのだ、本当に私のカバンを捨てたとしたら酷い男だ、あの日が私にとってどんな日だったかを知ればそんな事できるはずないと言う。部屋に戻ったファンはウンソンのカバンを開けてみて、ウンソンの言う事が嘘でなかったと悟り、ウンソンにカバンと一緒に飲み代と携帯代として小切手を渡すが、ウンソンはカバンが見つかった時にもらうからと小切手を返す。翌日、ウンソンは家に置いていた荷物を取りに行くから住所を教えてほしいとスンミに言うが、家を知られては困るスンミはウンソンの家に送ると答える。そこでウンソンは、とりあえずアメリカから持って帰ったカバンを翌朝持ってきてほしいと頼む。ソンヒはヨンナンの家を訪ね、加盟店入りの話はなかった事にすると伝え、何気なくテスには再婚の意思があるようかと尋ねる。ソルロンタンの店での研修初日、スクチャから靴を買うようお金を渡されたウンソンは初出勤のお祝いをするために待っていたジュンセと一緒に市場へ買い物に行く。一方、ファンから就職祝いとして服を買ってもらったスンミは、お父さんがお祖母さんと働いていた会社をなぜそんなに嫌がるのか、お父さんの事故を思い出すからかと聞くが、ファンは答えず話を逸らして「家に住んでる子の家族写真を見た」と言い、スンミを慌てさせる。ウンソンは父と初めて焼酎を飲んだ場所へジュンセを連れて行って一緒に焼酎を飲みながら父との思い出を語り、明日から牛乳配達を始めると話す。翌朝、ヨンナンはソンチョルにソンヒが忘れていった携帯を届けるように言うがソンチョルは断わる。そこでヨンナンはウンソンにメモの住所まで届けるように言う。ウンソンに朝食も食べさせずに家を出したと知ったスクチャは激怒し、ファンに対する冷たさを責めるヨンナンに、父親を目の前で亡くして可哀相に思って甘やかしたからあんなふうに育ってしまったのだとつぶやく。メモに書かれた住所を訪ねるウンソンはスンミと顔を合わせて驚くと同時に騙された事に腹を立て、携帯を渡して帰る。スンミはウンソンを追いかけ、とっさに、このマンションは父が私が結婚した時のためにと残していたもので、あなたたちが出て行った後にそれを知らされたのだと話し、ウンソンを納得させてファンのカバンを渡す。約束どおりピョンジュンに会うソンヒは、このお金を持って地方へ行っていろ、私は絶対にあなたを受け入れない、結婚前にお金で苦労はさせないと約束したではないか、こんな事になると分かっていたら再婚などしなかった、死んだ者として現れて面倒をみろだなんて冗談じゃない、私をこんなふうにしたのはあなただと言い放つ。そして、ウンソンからの電話に出るために携帯を貸してほしいというピョンジュンの言葉を遮り、ウンソンから連絡があればこちらからメールで知らせると言って背を向ける。翌日、ソンヒはテスに会い、ヨンナンには内緒だが再婚した夫とは上手くいっていないのだと話す。その頃、ジュンセはボランティア先で具合の悪そうなピョンジュンに声をかけていた。一瞬目の前がぼやけて見えたスクチャは病院を出て決意したように家へ帰り、ファンの書いた計画書に目を通す。計画書には国内最大のゴルフ練習場を作ると書いてあり、ファンはスクチャが社宅を建てるために買っていた土地を売ればいいと言うのだった。スクチャは息子の写真を見ながら自分の決断を褒めてくれるだろうと話しかけ、翌朝家族を集めて、今日限りで全ての援助を打ち切ると言い渡し、全財産をコ・ウンソンに譲ると宣言する。






■7話
自分が死んだ後も会社を守りたいから私の意志を継いでくれる人に任せるほかない、私の財産を当てにして時間を無駄に使う無能な人間にしてしまった責任は自分にある、だからチャンスを与える、明日から会社で働いて各自の給料で生きていけと言うスクチャの言葉に3人は驚く。テスから社長の言うとおりにすべきだとアドバイスを受けたヨンナンはファンを説得し、ウンソンに遺産や財産の事は話すなと言う。夜、ファンはウンソンに、家を出て行かない理由は何か、お祖母さんにいくら貰って居座ってるのかと言い、「父親の写真を見て可哀相に思った」というファンの言葉に怒ったウンソンは、「あんたの方がずっと可哀相。なぜ自分が可哀相かという事さえ分かってないから可哀相よ!」と言いきる。翌朝、ジュンセはウンソンに自転車をプレゼントし、話があるから日曜の夕方、店に来るように言う。スクチャは3人に出勤する先を教えて車のキーを渡すように言うが、本店で働くよう言われたファンは、本店は死んでも嫌だと言って家を出てしまう。その夜、仕事の途中で家に帰ったヨンナンとジョンは自分たちには無理だと訴えるが、スクチャは時給を計算し、それを受け取って出て行け、6時間のパートさえ出来ないと言うなら自分で仕事を探して来いと言う。一方、ファンは友人たちとカラオケに行き、ホテルに部屋をとる。その頃、ヨンナンはソンヒに電話して事情を話し、スンミにファンの着替えを取りに来させてほしいと頼む。ウンソンに全財産を譲ると宣言して家族に仕事をさせていると知ったソンヒは、スクチャがウンソンを利用してファンをしっかりさせようとしていると理解し、むしろスンミに有利な展開だと喜ぶ。翌朝、施設にいるウヌは用意されたピアノを弾いて、家のピアノやウンソンを恋しがる。同じ頃ウンソンは、ウヌとの別れには何か理由があり、必ず会える日が来る事を待っている、それまでウヌが寂しがらず傷つかず元気でいるようにと祈っていた。ジョンはジュンセに会いに行き、レストランで働きたいと頼むが、ジュンセは6時間の仕事に耐えられない者には無理だと断ってジョンを早く帰そうとする。しかし、そこにウンソンが現れる。ジョンはジュンセの腕を取って、家族のように親しくしている人で、ここの社長だと言い、驚いたウンソンは店を出て行く。そして、追ってきたジュンセに、自分と同じように楽ではない生活をしているから優しくしてくれていると信じていたのに、実はレストランの社長で、ファン兄妹の事やお祖母さんがチンソンの社長だという事も知っていたのではないかと裏切られた思いをぶつける。ジュンセは、それを話すために呼んだのだと弁解するが、ウンソンはそのまま帰ってしまう。ウンソンからジュンセに失望したと聞かされたヘリは、彼が言えずにいた間にしてくれた全ての事を否定できるのか、もう一度よく考えてみるようウンソンに言う。スクチャがファンの事を話題にもしないのを心配したヨンナンはファンに電話して帰って来るように言うが、それを知ったファンはスクチャに対して余計に腹を立て、部屋にある酒を飲む。ソンヒからのメールがなくて肩を落とすピョンジュンは、ソルロンタンのボランティアの場でジュンセから仕事を紹介すると言われるが、「名前を明かせない身だから…」と断るしかなかった。その頃、ホテルの宿泊代の支払いをスクチャに断られたファンは警察で暴れて留置場に入れられ、翌朝、ヨンナンから連絡を受けたジュンセが警察へ迎えに行き、ファンは家に戻る。スクチャはファンに仕事する意思があるのか問い、ウンソンにファンと一緒に店に出るように言う。スクチャから1万ウォンしかもらえないにも関わらず、ファンは通勤にタクシーを使い、ウンソンに5千ウォン借りて運転手に釣りをとっておくように言う。お金もないのに模範タクシーを使ったうえに人にお金を借りておいて釣りももらわず、帰りのバス代さえ手元に残していないファンに呆れるウンソンは、いつになったらまともになるのか、後始末を母親にさせて平気なのか、お祖母さんやおばさんが可哀相だと言い、怒ったファンはウンソンの腕を引っ張り、「お祖母さんの遺産が手に入るからそんなふざけたマネをするんだろ!」と言う。



つづく






ゴシップROCK★吉原ニューハッスル