モナコのダイヤ(イメージ)
11月に結婚を発表した歌舞伎俳優、市川海老蔵(32)とフリーキャスター、小林麻央(27)が24日、東京・虎ノ門のホテルオークラで結納を交わした。
海老蔵の父、市川團十郎(63)ら両家の親族らが見つめる中、ピンクの振り袖姿の麻央に海老蔵はモナコで注文したダイヤモンドの婚約指輪をプレゼント。團十郎は「2人ともニコニコしていて、いい雰囲気だった」と門出を祝った。
幻の花「辻が花」をあしらったピンクの着物姿の麻央に、海老蔵はモナコで用意したダイヤモンドの婚約指輪で、永遠の愛を誓った。
「2人ともリラックスしていて、和気あいあいとした雰囲気でした」。24日のクリスマスイブに行われた結納について、團十郎は海老蔵と同居する目黒区の自宅前で「両家が理解し合えてよかった」と明かし、安堵の表情を浮かべた。食事の席では「プロポーズの話題になったけど、2人はニコニコするばかりで話しませんでしたね」と笑顔で振り返った。
團十郎によると婚約指輪は、海老蔵が9月中旬にモンテカルロ歌劇場で上演した歌舞伎公演でモナコを訪れた際に現地で注文していた。昨年12月に麻央がキャスターを務める日本テレビ系「NEWS ZERO」で知り合い、今年6月に交際がスタートした2人は、3カ月後には結婚を約束し、双方の両親に結婚の意思を伝えていたのだ。
海老蔵の自宅前には、この日早朝から約40人の報道陣が集結。午前9時50分ごろ、海老蔵の妹で舞踊家、市川ぼたん(30)がタクシーで出発。同11時過ぎには海老蔵が自ら運転する愛車で、團十郎と着物プロデューサーの希実子夫人はタクシーで自宅を後にした。
車に乗り込む際、報道陣の問いかけに「(結納は)初めての体験なので分からないですね」と笑顔を見せた海老蔵だが、緊張からか運転を誤り、車の側面をガレージにこすりつける一幕も。一方の麻央は、前日23日からホテルオークラに宿泊していたとみられる。
午後0時半からの結納には、仲人で松竹の迫本淳一社長(56)も出席。海老蔵は結納後、来年1月2日に初日を迎える「初春花形歌舞伎」(新橋演舞場)のけいこを銀座の歌舞伎座で行い、麻央は「-ZERO」で年内最後となるキャスターをこなした。同番組では2人の結納をニュースとして報道したが、麻央は発言しなかった。
2人は「初春-」の千秋楽後にツーショットで会見を行い、来夏ごろ同ホテルで挙式する予定。