無免許運転を隠すため妻の名前を交通反則切符に記入したとして、香川県警東かがわ署は12日、高松市春日町の会社員の男(31)を有印私文書偽造・同行使と道路交通法違反(無免許運転)の疑いで逮捕した。


小柄で短髪と、どう見ても男なのに「自分は女性だ」と主張し、約1時間にわたって、しぐさや声で女を装っていた。

悪い事をして言い逃れようとする容疑者は多いが、この主張はムチャだろ…と捜査員もあきれかえる事件が起こった。



 東かがわ署に逮捕されたのは、西村好弘容疑者(31)。11日午後8時50分ごろ、東かがわ市内の国道11号で歳末警戒で検問中の署員が、乗用車を運転していた西村容疑者に免許証の提示を求めたところ、無免許運転を隠すため「不携帯」と答え、反則切符の署名欄に妻(29)の名前を記入、提出した疑い。



 同署員が免許証を照会したところ、性別が違っていたため追及。ここで西村容疑者は「性転換手術を受けている。戸籍上は女だ」と、甲高い女性の声音と女性の仕草で言い訳したという。



 「小柄だが短髪で、外見ではどうみても女性には見えない」と確信した署員が、さらに西村容疑者を追及したが、なかなか認めない。「女性だ」「いや、男性だ」というやりとりの最中にも、西村容疑者は検問場所近くの女性用のトイレにわざわざ入るなど、あくまでも女性であることを主張していたという。



 結局、約1時間後に本名を名乗って、うそをついていたことを認めた西村容疑者。実は、2007年1月に免許を取り消されていたという。



 あきれた言い訳を思いついた西村容疑者だが、無免許運転だけなら「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」で済んだところ、妻の名前を記入したため有印私文書偽造・行使の「3月以上5年以下の懲役」の罪まで加わることになった。


「罪は正直に認めるのが一番」ということのようだ。



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