米ピープル誌で“2009年の最もセクシーな男性”に選ばれるなど、カリスマ的人気を誇る米俳優のジョニー・デップ(46)が、主演映画「パブリック・エネミーズ」(12日公開)のプロモーションのため、約2年ぶりに来日することが3日、分かった。



 デップは9日、都内ホテルで記者会見を開き、10日には、都内で行われるレッドカーペットイベントをこなす予定。プライベートジェットで来日することになるが、その詳細は現時点では不明。

 今回は、映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のPRで、昨年1月に来日して以来となる。来日は6度目。



 デップは、かつて米国のサインコレクター雑誌「オートグラフ・マガジン」で、“ファンにサインする際に態度がていねいな映画俳優”として、3年連続1位に輝いており、今回も熱烈なファンが殺到しそうだ。

 「パブリック・エネミーズ」でデップが演じるのは、鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返すという実在した世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャー。



 独自の美学を貫くデリンジャーを人々がロックスターのようにもてはやす中、デリンジャーはビリーという女性にひかれていく。捜査当局は「社会の敵(パブリック・エネミー)No.1」としてデリンジャーを指名手配。デリンジャーとビリーの逃亡劇が始まる…というストーリーだ。