没後20年、生誕60年にあたる俳優の故・松田優作さんの歌声がよみがえる。
命日の11月6日に公開されるドキュメンタリー映画「SOUL RED 松田優作」に合わせ、生前所属したレコード会社「ビクターエンターテインメント」から計66曲が11月4日から配信されることになった。
http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/-/Artist/A000260.html
松田さんは役者の仕事と並行し、1978年~87年の間にシングル5枚、アルバム8枚を発売。映画「ヨコハマBJブルース」の劇中歌「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」(80年)や「灰色の街」(81年)、マンダム「ギャッツビー」のCM曲「夢・誘惑」(84年)や「ONE FROM THE HEART」(85年)などを配信する。
映画の脚本作りのように、キーワードをスタッフに示しながら楽曲制作を行っていたという松田さん。夫人で女優の松田美由紀(48)は「優作は音符を持たない感受性のミュージシャンだった。抽象的なイメージをつかむメンバーの努力も大変だったと思うが、自由な音作りが、不完全で危ういような音楽ができた芯でもあった」と話した。
31日午後5時から松田さんを敬愛するアーティストが集うライブイベントが横浜ベイホールで行われる。
(スポーツ報知)