米国の世界的Ｒ＆Ｂ歌手ホイットニー・ヒューストン（４６）が、来年２月に約１３年ぶりの来日公演を行うことが決まった。
９月に発売した約７年ぶりのアルバム「アイ・ルック・トゥ・ユー」が約１７年ぶりに全米１位を獲得するなど、一時期の低迷から完全復活。２月１１、１３、１４日にさいたまスーパーアリーナ、同１７、１８日に大阪城ホールの２都市５公演が決定した。
１９９２年の「オールウェイズ・ラヴ・ユー」で頂点を極め、８５年のデビュー以来の総売り上げが１億７０００万枚を突破したが、２０００年に大麻所持で逮捕されると、薬物中毒などで歌手業の危機を迎えた。しかしトラブルの元凶となっていた前夫ボビー・ブラウンと０６年に正式離婚してからはリハビリなどで順調に回復。今年再びスターダムに返り咲いた。
ホイットニーは今回の来日に寄せて「最後の来日から１３年もたつなんて信じられません。私にとって思い出の多い国。ファンの皆さんに会える日を楽しみにしています」とコメントしている。新アルバムの収録曲「夢をとりもどすまで」が、映画「笑う警官」（１１月１４日公開）の主題歌に起用されている。