ゴシップROCK★吉原ニューハッスル
前田耕陽・成田昭次・岡本健一・高橋一也



 芸能界から、またしても薬物事犯の逮捕者が出た。


約20年前に一世風靡した男闘呼組のギタリスト、成田容疑者だ。



 渋谷署の調べによると、情報を基に内偵捜査を進めていた同署員が家宅捜索し、27日午後11時すぎ、袋に入った乾燥大麻約3グラムを発見。現行犯逮捕した。成田容疑者は妻と長女(17)の3人で暮らしていたが、逮捕当時1人だった。取り調べでは「自分で使うために持っていた」などと供述し、容疑を認めている。同署では、大麻の入手経路について厳しく追及している。



 また、同署は、覚せい剤取締法違反罪で起訴され、保釈された酒井法子被告(38)の夫、高相祐一被告(41)を8月3日に逮捕しているが、双方の事件の関連性について「高相被告の逮捕以前から捜査しており、直接の関係性はない」としている。



 成田容疑者は1983年にロックバンド、男闘呼組を結成し、ギターを担当。88年に「DAYBREAK」で歌手デビューし、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。翌89年に「TIME ZONE」が大ヒットした。私生活では、92年5月に中学時代の同級生と結婚し、同年10月に長女(17)が誕生。まだ、男闘呼組のメンバーとして活動していた時期で、当時話題を呼んだ。



 93年の解散後は単独でライブハウスを中心に活動を続け、今年7月にはライブ盤「PARALLEL WORLD」を発売。これに合わせ全国のレコード店でインストアライブを行い、逮捕当日も夕方まで熊本県内でコンサートを行っていた。



 が、大麻に手を染めたことで、自ら音楽活動の道を閉ざしてしまった。


Interview

http://www.barks.jp/watch/?id=52027366