[ジャニーズ最新言行録]

サイゾー



 V6・森田剛が、来年1~2月に予定されている蜷川幸雄演出の舞台『血は立ったまま眠っている』に主演することが決定した。同舞台は寺山修司の作品で、森田が演じるのは17歳のテロリスト。蜷川氏から見た森田は「無精ひげなど、格好もジャニーズ的な雰囲気からかけ離れた人。いつか一緒に仕事したいと思っていた」 といった印象らしく、ジャニーズ離れしたアウトローな部分の魅力を引き出してくれそうだ。



 ジャニーズタレントを多く起用している蜷川氏だが、同じV6メンバーの岡田准一も舞台『エレクトラ』で蜷川演出を経験している。そのときの経験談を、9月6日にマリンメッセ福岡で行われたコンサートで語ってくれた。



 まずは「蜷川=灰皿が飛んでくる」という定番のイメージについて「どうだった?」と聞く三宅健に、

「灰皿は......飛んでこなかった。あのね、言葉が飛んでくる。強く言われて落ち込む人はけっこうキツイかも......これ言っていいのかな」



 と、ここでいきなり悩みだしてしまった岡田。

「えーと、あのね、ちょ、ちょ」
「どうしよう、何て言おう」
「あ~っ!」



 なぜか、ひとりで照れはじめ、言葉につまりながらも、最終的に「お子さんの耳をふさいでてくださいね」と断ってから、明かしてくれた「キツい言葉」とは......。



「たとえば、泣くシーンとかあるじゃん。そのときに感情入っちゃって、泣いてほしいとこより早く泣いちゃうことがあるの。それを蜷川さんは......『このソーローがっ!』......って言うの」



 要するに「感情が先走りすぎ」と言いたいようだけど、女性のなかにはこの言葉にショックを受ける人もいるんだそう。さらに「岡田も言われたの?」という質問に「俺も言われました」と苦笑い。その後も「女の人にこんな言葉聞かせちゃってすいません」としきりに恐縮する岡田とは対照的に、「俺も言われてみてぇ!」とノリノリの森田。



さすが、世界の蜷川にジャニーズっぽくない点を見込まれただけのことはありそうだ。



舞台は来年1月から、東京・シアターコクーンで上演予定。