朝日
「ドゥーン」や「何を言う」「ウエルカム、腕かむ、どこかむねん」などのギャグを持つ、お笑い芸人の村上ショージ(54)が29日、芸歴32年で初めてのDVD「ベストは尽くしました。」を発売する。
自身のギャグを次々と披露しながら「オレこんなことやっとったか」と首をひねる場面も。
「アホなことをやってるな、と思っていただければ」
DVDは、村上が東京の劇場「ルミネtheよしもと」8周年のキャンペーンボーイを務めていることに「便乗して」つくられた。新ギャグ披露までの苦悩も見せ、「吉本興業での最初の仕事は溶接だった」という人生を芸人たちと振り返る。
幼いころからの貧乏生活もあり、売れずに「低空飛行」でも苦にならず、この世界に居続けてきた。「何も考えてへんかったけど、最近、ちょっとは芸のことを考えるようになった。
若手にはできないこと、このおっさん特別やで、というものをつくり上げていきたい」