竹中先生、映画のバンドでCDデビュー


(スポーツ報知)

 俳優・竹中直人(53)が主演した映画「僕らのワンダフルデイズ」(11月7日公開、星田良子監督)の劇中のオヤジバンドがCDデビューすることになった。



 がんで余命半年と知らされたサラリーマン(竹中)が高校時代のバンド「シーラカンズ」を再結成し、“最後の夢”をかなえようとするストーリー。


竹中がボーカル、

宅麻伸(53)がギター、

斉藤暁(55)がキーボード、

稲垣潤一(56)がドラム、

段田安則(52)がベース。


音楽アドバイザーを務めた奥田民生(44)の書き下ろしの曲で、シーラカンズが劇中で披露する「僕らの旅」「ドキドキしよう」と、奥田が歌う主題歌「雲海」をCDに収める(11月4日発売)。



 歌手活動もしている竹中とプロのミュージシャンの稲垣に対して、ほかの3人はまったくの初心者。宅麻と段田は半年間、指に血マメができるほど特訓した。



 竹中は「私はボーカルだけで逃げ切れましたが、段田くん、宅麻くん、斉藤さんは初めての楽器を最終的には自分のものにして見事でした」。奥田も「完ぺき。みなさんの努力のたまものです」とたたえた。