[連載]ジョニーの小部屋
サイゾーより
野心家の国分太一、将来はヒガシと共に事務所幹部に?
キーボードも嫌々だったの?
――泣く子も黙る芸能界のドンであるジョニーさん(77)に、大好きな男のコのコト、いろいろ聞いちゃえ!!
◎今月のジャニタレさん◎
国分太一(34)
1974年9月2日生まれ。東京都出身。O型。TOKIOのメンバーで、キーボード担当。司会の腕にも定評があり、芸能界の交友関係も広い。趣味はオモチャ集め、フットサル、野球など。
──今回は、TOKIOの国分くんについて伺います。現在、レギュラーを11本抱え、押しも押されもせぬ売れっ子ですよね。ただ、一部からは「ちょっとガツガツしすぎ」という評価も......。
ジョニー
芸能人はテレビに出てなんぼなんだから。熱意があるのはいいことじゃない!
──もちろんそうなんですが、最近ちょくちょく「都知事になりたい」と発言しているので【註1】、
本気で政治家狙いなのかと......。
ジョニー
そんなこと言ってるの!? まあ野心家で人脈作りがうまい点は政治家に向いてるかもネ。
──確かに、いい意味での腹黒さを感じますね。
ジョニー
でもサ、彼がやる気を出してくれるようになってうれしいんだヨ。TOKIOを結成してしばらくはグループのことが好きじゃなかったみたいでサ。
──どんな場所にも馴染めそうなのに意外ですね! SMAPに入るチャンスを、寸前で逃したせいでしょうか。【註2】
ジョニー
イヤ、もともとJr.時代から生意気で、TOKIOのメンバーにも悪い印象しか与えてなかったみたい。合宿所で初めて松岡に会った時は「お前ゲームうまいじゃん。名前覚えてあげるよ」って最初から上目線だし、城島の場合も、椅子にふんぞりかえって「いくつ?」が初めての言葉だからネ。
──かなり印象悪いですね~。
ジョニー
城島も「殺すリストに入れた」って言ってたくらいだし、そうとう腹が立ったんだろうネ。
──でも、礼儀にうるさい東山先輩にはかわいがられてますよね。
ジョニー
デビュー前は、山口と一緒にヒガシの家で共同生活してたからネ。でもその時もいい加減な後輩でサ、掃除当番を4回さぼって追い出されて、謝罪文書いて許してもらったんだヨ。
──さすが、厳しいですね~。
ジョニー
そんな経験からか、人間はかなり円くなったよネ。一度事務所を辞めたV6の坂本が、復帰したいって思った時も、真っ先に太一に相談したらしいヨ。後輩にも慕われてて、嵐の二宮と食事に行った時も、延々しゃべってて、最終的には「もう黙って食え!」ってつっこまれたんだって。
──それ、慕われてるんですか!?
ジョニー
ニノのつっこみは、愛あってこそだから。ほかの後輩ともよく飲みにいってるみたいなんだけど、絡み酒と泣き上戸で酒癖はめちゃくちゃ悪いらしくてサ......。キンキの剛と飲みに行った時は、電柱に登ってセミのモノマネをしたこともあるんだって!
──え! 第2の草彅さんにならないよう気をつけてくださいよ。
ジョニー
ただでさえTOKIOは酒乱揃いだからネ......。プロレスごっこでホテルのベッドを壊して出入り禁止になったり、ライブの打ち上げで太一を全裸にしたりサ。まぁ、メンバーも30代になって、少しは落ち着いたみたいだけど。
──そうですね。国分くんも今年でとうとう35歳、結婚の噂もちらほら聞こえていますが......。
ジョニー
結婚かぁ。前から「結婚したいし子どもは欲しい。家族のために頑張らなきゃって、プラスになることのほうが多いと思う」って話してるから、その気でいるんだろうネ。まぁ、相手も一般人でおとなしい子だし【註3】、イメージダウンにもならなさそうだからいいんじゃない?
──あっさりOKなんですね。
ジョニー
だってサ、ヒガシもメリーも太一の味方なんだも~ん。まぁ、彼の場合、アイドル人気がなくなっても事務所の幹部になればいいしネ。交渉がうまそうだから、マスコミ対策担当になってもらえば、ボクも安心して引退できるヨ。かわいいJr.たちに囲まれて、余生を送るんだ~(うっとり)。
【今月のジョニーさんのひとり言】
都知事を目指すのもいいけど結婚して落ち着いたらヒガシと一緒に将来のジャニーズをよろしくネ!!
(本文の内容は、あくまでもフィクションです。ジャニーさん、許してね!!)
【註1】『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京)会見で「最終的に(たけし)軍団のひとりとして都知事を目指す」とジョークを飛ばすなど、同種の発言多数。
【註2】SMAPの前身であるスケートボーイズのメンバーであり、SMAP結成初期はメンバーとして雑誌に紹介されたことも。
【註3】「女性自身」(光文社)4月7日号のインタビューで、3歳年下の恋人の存在を認めた。「時々朝食作ってくれます」「普通の心を持っている」と堂々告白。
国分太一くんの記念すべき初著書!
ジャニーズの公式携帯サイトで連載されている「タヒチ」をまとめ書籍化したものなんですが、とてもおもしろいです。太一くんがブログを読み返しての感想や、出版に当たってのいろんな人との対談など、TOKIOデビュー14年目にして生まれた彼の新たな魅力の集まり、といった感じでしょうか。
私としては、「水羊羹って水じゃないよね?」発言が一番好きです。