ラウドネス、神がかり的なライヴパフォーマンスを披露@恵比寿LIQUIDROOM
BARKS
日本の宝、日本人の誇り、1980年代に活動を開始し、紆余曲折しながらも数多の伝説を残して現在も積極的な活動を続けるハードロック・バンド LOUDNESS。
結成当時からのオリジナルメンバーであり、バンドの精神的支柱だったドラマーの樋口宗孝氏を病魔で失い、今後の動向が懸念された彼らが、<CLASSIC LOUDNESS CHAPTER2>として、東京・恵比寿LIQUIDROOMでライヴを行なった。
このライヴは樋口宗孝氏をトリビュートする追悼ライヴの意味合いがあり、ライヴタイトルに“CLASSIC LOUDNESS”とあるとおり、樋口氏が在籍していた頃の楽曲を中心に構成されたライヴとなった。
まずはセットリストをジックリと眺めて欲しい。1980年代からの彼らのファンなら一目瞭然。そう、デビュー・アルバムから4枚目までのアルバムと、その間にリリースされたシングル曲だけをピックアップして構成されている(ただしアンコール最後の1曲は除く)。
まだ日本の音楽界にハードロックという市場が無い頃、LOUDNESSは颯爽とシーンに現われ、ティーンエイジャーを中心にハードロックを最も刺激的で先鋭的な音楽として認知させた。刺激の少ない日本の音楽シーンに少なからず不満を抱いていたファンは、その硬質でエッジの鋭いサウンドと、メンバーが持つ超絶技巧に目を見張り、そこで表現される世界観とも相まって、熱狂的に支持したのだった。
その、最も“尖がって”いた時代の音源を中心としたライヴ。それを20年以上を経た今に再現するのだ。当時の熱狂を知るファンも、最近聴き始めたファンでさえ大盛り上がりになることは必至。樋口宗孝氏を失った今こそ、当時のシーンを仲間とともに作り上げた樋口氏の功績を称えるためにも、ファンに見せなければならないライヴであったとも言えよう。
つづきはこちらで
http://www.barks.jp/news/?id=1000050799
<CLASSIC LOUDNESS CHAPTER2 セットリスト>
2009.06.26@恵比寿LIQUIDROOM
01.LOUDNESS
02.SEXY WOMAN
03.HIGH TRY ~ROCK SHOCK
04.TO BE DEMON
05.ANGEL DUST~Drum Solo~GIRL
06.ROCK THE NATION~DEVIL SOLDIER
07.THE LAW OF DEVIL’S LAND
08.MR. YES MAN
09.IN THE MIRROR
10.BLACK WALL~BUTTERFLY
11.CRAZY DOCTOR
12.EXPLODER
13.DREAM FANTASY
14.ESPER
-ENCORE-
01.BURNING LOVE
02.ROAD RACER
-ENCORE2-
01.ARES'S LAMENT
02.SPEED
-ENCORE3-
01.HIT THE RAILS