【マイケル急死】全財産を基金に信託 前妻には与えない 遺言書をロス地裁に提出
2009.7.2 08:25MSN産経ニュース
マイケル・ジャクソンさんの遺言状の内容についてロサンゼルスの裁判所が出した書類(AP)
http://sankei.jp.msn.com/photos/entertainments/music/090702/msc0907020729000-p1.htm
AP通信によると、急死した米人気歌手マイケル・ジャクソンさんの遺言書が1日、米ロサンゼルスの裁判所に提出され、5億ドル(約500億円)の遺産や残された不動産などの全財産を「マイケル・ジャクソン・ファミリー・トラスト(基金)」に信託するとしている。
遺言書は2002年7月7日付で、まず「SHUT OUT(シャット・アウト=除外)」として、前妻のデボラ・ロウさんと父親のジョー・ジャクソンさんの2人の名前が挙げられ、財産は一切与えないとしている。
また、遺言書ではジャクソンさんの3人の子供が信託の受取人で、子供たちの後見人として、母のキャスリーンさんが指名されている。ジャクソンさんの兄の子供ら数人の親戚が、ジャクソンさんの3人の子供に万一のことがあった場合の相続人に指名されているという。
ジャクソンさんのもっとも多額な財産はソニーATVミュージックの株式で、ビートルズやボブ・ディラン、ニール・ダイヤモンド、レディ・ガガなどの楽曲の版権が含まれているという。