渡総理ブレない男!長瀬スパイに指令…日テレ「華麗なるスパイ」
スポーツ報知
俳優の渡哲也(67)が、日本テレビ系新ドラマ「華麗なるスパイ」(土曜・後9時、7月18日スタート)に自身初の首相役で出演する。
テロリストを掃討するため、長瀬智也(30)演じる主人公のスパイに隠密で指令を出す“戦う首相”役に「僕はブレない総理でいたいね」。
同局の連ドラ出演は「大都会」以来、約30年ぶりとなる。
“渡首相”が誕生した。長瀬演じる天才詐欺師が政府のスパイとなって活躍する異色コメディーで、秘密諜報(ちょうほう)部のボスとして自ら陣頭指揮を執る“戦う首相”だ。
「やっぱり、ブレない総理でいたいですね。コメディーだけど僕はみなさんの芝居を殺さないようにまじめにやるだけ」
44年の役者人生で首相を演じるのは初めて。「役づくり? 石原慎太郎さんにでも聞いてみますか」。日テレ系の連ドラは代表作「大都会」以来30年ぶりとなる。
主演の長瀬とは、テレビ朝日系スペシャルドラマ「弟」以来約5年ぶりの共演。「ずいぶんたくましくなった。『弟』では殴るシーンがあったけど、今だと逆にやられるかな」。
その後も「マイ★ボス マイ★ヒーロー」などの主演作には注目していた。
「男っぽい割に細やかなところなんか裕次郎さんに似ているね。今回も長瀬君と聞いて、内容も見ずにお引き受けしました」
長瀬は「人間としても役者としてもすごい人。会うと背筋がピーンとするけど、すごい演じやすい状況をつくってくださる」。毎回、渡首相の指令を受けてスパイ活動を行うが「こんな首相がいたらいいのになって心から思います」。
長瀬のセクシーな相棒役として、コスプレ任務に励む深田恭子(26)は渡とは初共演。「緊張しました。エレベーターで一緒になった時のオーラにびっくりしました」と恐縮していた。
またモデルの杏(23)が新聞記者役で連ドラ初出演
「髪をまとめたり半ズボンだったり、今までのモデルのイメージとのギャップを楽しんでもらえれば」
と意気込みを語った。