「エディー・バウアー」が破産法申請を発表
2009.6.18 11:00(共同)
日本でも知られる米カジュアル衣料大手「エディー・バウアー」は17日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を連邦破産裁判所に申請したと発表し、事実上、経営破綻(はたん)した。
米メディアによると、負債総額は約4億2700万ドル(約410億円)。日本の関連会社は国内の事業に影響はないとしている。
米投資ファンド「CCMPキャピタル・アドバイザーズ」に2億200万ドルで資産を売却する方針。米国やカナダで店舗や従業員の大半を維持するという。
エディー・バウアーは、2003年に当時の親会社が破綻。05年に再建手続きを終えたが、最近は再び業績不振に陥っていた。
米国とカナダに371店舗網を持つほか、日本でもドイツ通信販売大手の日本法人「オットー・ジャパン」と合弁で事業を進め、64店舗を展開している。