木村拓哉に限界説



2009年6月13日 ゲンダイネット



 木村拓哉(36)にとって今週は“魔の週間”のようだ。



 テレビ界に激震が走ったのは8日。主演している「MR.BRAIN」(TBS)の視聴率が急落したのだ。初回24.8%、2回目22.0%、6日放送の3回目は16.3%。前回から6ポイント近くダウンし、初回と比べると8ポイント以上。



「まさか20%割れはないという声が圧倒的で、4ポイント近く割り込んだのは想定外」という声が出ている。このままなら平均視聴率が20%を切る可能性もある。



 また、6日公開の出演映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」もかなり厳しい。上映館が100館超と多くないこともあるが、週末2日間の興収は6000万円ちょっとで最終予想では5億円程度とみられている。フランス映画でイ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネットとの共演で木村は傷だらけの熱演をし、舞台挨拶なども行った。それでこの程度とは――。



「TBSのドラマは局を挙げて大宣伝した結果の視聴率で、映画はテレビ局が噛んでいない。テレビがPRしないとキムタクでも結果は出せないということだし、宣伝してもかつてのような勢いはないというなんとも痛い結果です」(事情通)



“キムタク神話”の崩壊か。