FX 3月28日からの動向はいかに
今週のドル円相場は80円台後半の下値が堅く81円台では上値が重たく、週足の値幅はとてもつまらないものになりました。
ただ、ドル円相場の週足推移をみると、「昨秋以降に作り込んできた三角持ち合いを下抜けすると同時に下影陰線たぐり足が出現する」というかなり微妙なチャートになっており、思い切って売る気にも買う気にもなりにくいのかもしれません。
とにかく、今週発表される米国経済指標に期待をかける方が正解なのかもしれません。
注目すべき指標は、
【月曜日】3/28
25:40 ロックハート米アトランタ連銀総裁講演
【火曜日】3/29
22:00 米1月ケース・シラー住宅価格指数
【水曜日】3/30
21:15 米3月ADP全米雇用報告
【木曜日】3/31
21:30 米新規失業保険申請件数(3/26までの週)
22:45 米3月シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米2月製造業受注指数
【金曜日】4/1
21:30 米3月雇用統計
23:00 米3月ISM製造業景況指数
と踏んでいますが、暦の因果で雇用統計発表後にISM製造業指数が発表されます。
非常に珍しいパターンですが、逆に雇用統計だけで測れない状況になる可能性も残される訳です。
こう考えると、今週のドル/円相場はファンダメンタルに起因した攻防戦なのではないかと思われます。
ただし、下値は協調介入への不安・期待からかなり重たくなり、80.50円がサポートラインと読んでいます。
上値は常識的に考えれば81.70付近と考えていますが、米国の経済指標の結果次第では、極端な円安の可能性があると考えます。
皆さんも感じていると思いますが、日本の経済的復興は想像以上に早いかも知れませんが、それを阻むのは原発の状況です。放射能漏れの可能性が明らかになった今、日本そのものから資金を引き揚げる動きが出てもおかしくはありません。
計画停電における工場の停止や、他原発の稼働に対する影響も今後出てくる可能性もあります。
日本経済の冷え込みと復興の早さが比例する事になった場合、さらなる混乱も生じる事が予測され、方向感のない動きを週単位、月単位で見せていくかも知れません。
結論ですが、今週は円安方向に動くと思われます。
ただし、米国の経済指標がこの数カ月と同じく好調である事が必須条件です。
80円台ではロングでエントリーを考えておくべきかも知れません。
父の教えを投資に活かす
父から教わった事は数多くありますが、たいていは具体性のないマインドの問題だったりで、大人になった今でも役に立った事はそう多くはありません。
皆さんもそうではないでしょうか。
生きてきた時代も違うし、置かれている状況も全然ちがいますので、ある意味では当たり前の事かも知れません。
唯一つ、父から教わった具体的な行動があって私は今でも実践しています。
それは、財布の中身についてです。
父は昔から仕事一筋の人間でしたが、週末は競馬、パチンコ、麻雀とスーパーギャンブラーに変身します。(今はもう・・・ですが。)
私が中学生の頃、よく競馬場に連れて行ってもらいましたし、小遣いを父に委ね、増やしてもらった事も多くあります。
パチンコにいたっては、大当たりすると電話で呼び出され、その台を私が打ち、父は他のさらに出る台を探しに行くと言うほどです。
当時、パチンコ打ち代行のようなアルバイト?で、一日1,000円の小遣いをもらえるのが嬉しくて、いつも協力していたのをよく覚えています。
話が少し逸れましたが、父はギャンブルに向かう際、実際は使わなくても大枚を財布の中に入れていく事を怠りませんでした。
ギャンブルは戦争と一緒だ、戦争に行く奴は弾の予備を持って行くだろう、それと同じ考え方だ。とよく言ってました。
実に論理的で正しい行動と思います。
勝負をかける時に弾がない、これは無条件降伏と同じ状況です。
皆さんも会議の前には準備して臨みますよね?
上役に質問された時に、的確に答えられるように資料を用意したり、頭に叩き込んだりするのは会社員としての基本行動です。
ギャンブルにおいても、投資においてもまったく同じ事が言えると考えます。
勝つための準備は絶対に怠ってはいけません。
勘違いしないでいただきたいのは、投資における弾は資金ではありません。
投資における弾は、皆さんの知識です。
知識のない投資はただのギャンブルでしかありません。競馬をする時ですら競馬新聞くらいは買いますよね?
投資にも同じような情報ツールがたくさんあります。
そのようなものから弾となる知識をたくさん得られるよう、日々アンテナを張っておく事が大切です。
楽して儲かる投資は絶対にありません。
皆さんも弾を込めて、さらに予備の弾を持って投資に臨んでください。
3月25日17:00以降 ドル/円が上昇
私が今日のポジションを解消した後すぐにドル/円が上昇をはじめました。
テクニカルでトレンドが発生してので、すぐに最少枚数でロングを入れました。
その後、しばらく放っておこうと思い、ストップだけ入れてご飯を食べに行き(笑)、帰宅すると81円ジャスト付近まで戻っていました。
要因は欧州時間に対欧州通貨によるドル買いが進み、つられてあがったようです。
大きな根拠ではありませんが、昨日、一昨日の高値は更新しています。長い目で見れば上昇トレンドの始まりととれる線も見えつつありますので注視が必要です。
この週末、日本の原発の状況などがさらに不透明になり、円需要に対する失望が出始めると一気に円安に進む可能性もあります。
その場合、3月11日の高値83.29あたりまでの上昇は織り込める可能性がありそうです。
いずれにしても今日のNY時間は今日の高値をブレイクするかで動向が決まる事でしょう。