宇野ちゃん倒れたりしてないかな?
23:59
日付変わるよ?
と、そのとき電話が鳴る。
俺はワンコール鳴るか鳴らないかで電話に出る。
西「あ、実彩子!」
宇「どしたの?ごめんね、お風呂入ってて。」
なんだ。。。
良かった‥‥‥‥
だいぶ飲まされてたからな。
西「いや、倒れてんじゃないかと思った」
宇「それで‥‥。‥‥‥ありがと」
西「最近あんまり2人になれないね。」
宇「しょうがないよ」
西「あー。」
俺はたまっているものを吐き出すようにため息をつく。
宇「また公言したい?」
西「うん!」
宇「私はこっそりってのも良いなと思うよ。」
西「なんで?」
宇「ドキドキするじゃん」
西「今はドキドキしてる?」
宇「別に」
西「やっぱり」
宇「私がそう言うの、待ってたくせに」
西「ま、明日ドキドキするからいっか!」
宇「?!」