宇野ちゃんの憂鬱 27橙side....北海道。空港からの移動はバス。帽子にマスクの俺はスマホとにらめっこしていた。昨日のは悔しかった。違う。 やっぱしとけばよかった。違う。今度しよう! 違う。実彩子に何を送ればいいものかと文章を思案していた。ス「彼女っすか?」スタッフの1人が声をかけてくる。 西「はい」 ス「あ、日高くんですね。」 西「なんでやねん。」ス「ははっ。與くんか。」西「嫌っすよ!」俺に彼女がいると誰も思っていない。疑われないってのもどうしたものか。