今週は小学校の卒業式が行われたところが多かったようです。
小学6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
小学校生活の後半3年間はコロナで思い切った活動ができず、モヤモヤした時期もあると思いますが、クラスメートや下級生と協力しながら過ごした小学校生活だったと思います。
いよいよ中学生です。
コロナも落ち着いてきましたので、部活など思い切った活動ができると思います。
思う存分中学校生活を満喫してほしいと思います。
しかし、勉強は…大変です!
小学校と違って、中学校の成績は「高校選び」に直結します!
それでは中学校の成績ってどのようにつけられるか知っていますか?
*お兄さん・お姉さんがいらっしゃるご家庭もあると思いますが、
お兄さん・お姉さんの頃とは変わっている場合もありますので、改めてご確認下さい。
◆中学校の成績のつけ方
「知識・理解」「思考・判断・表現」「主体的に取り組む態度」の3つの観点で評価されます。
「知識・理解」…つまり、テストの結果です。
「思考・判断・表現」…「どのように考えたか、それをどのように表現したか」が評価されます。
英語の授業ではスピーチが行われることもあります。
「主体的に取り組む態度」…授業中の取り組み方、つまり発言やグループ活動での積極性が評価されます。
また、小学校と違って中学校は1~5の5段階で評価されます。5が良くて、1が悪いです。
では、小6生のみなさんや保護者の方に問題です。
いわゆる「まん中(普通レベル)」の成績はいくつでしょうか?
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「3」ではありません!
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「4」です!
えっ?1~5のまん中は3じゃん!って思った方も多いでしょう。
保護者の方でも「3が取れているので、普通なんですけどね」と言われる方も多いですし、
学校の説明でも「3が取れるように頑張りましょう」と言われることがあります。
しかし、実際「1」がつくことはほとんどありません。
*万が一、1がついたら、「めちゃめちゃヤバい」と思ってください。
そうすると、まん中は「3と4の間」となるので、4となるわけです。
また、高校入試における「偏差値」と比較して考えてみましょう。
仮にオール3をとったとしましょう。すると内申点は3×9教科=27となります。
では内申点が27で狙える高校の偏差値は「40~42」です。
*偏差値とは平均点の偏差値を50とした数値で、50より高いと平均点以上、低いと平均点以下となります。
それでは、偏差値50、ちょうど平均点ぐらいの高校が狙える内申点はどのくらいなのでしょうか?
それは9教科で31~34です。つまり、1科目平均3.4~3.8です。
ということは高校側が求めている「まん中」の成績は「4程度」ということになります。
では、成績4をとるにはいつから勉強を始めればいいでしょうか?
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今からです!
すぐに始めましょう!
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中1の最初からいい成績をとるには、早いうちから中学校の内容に触れておくことが肝心です。
スポーツでは「フライング」は禁止ですが、勉強にはフライングはありません。
どんどん早いうちから勉強を始めましょう!
*中3ぐらいになってから始めればいいんじゃない?思っていると、気がついたら「手遅れ」になっていることもあります。
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