人生50年近く生きてきて、これまでいろんな人と本の貸し借りをしてきた
子供の頃はマンガが多かったような気がするけれど、同じクラスに大抵『ガラスの仮面』や『王家の紋章』を持っている子がいて、いつもなんだかんだ借りては読んでいた。
大人になってからはさすがにマンガを貸し借りすることは減ったし、なかなか貸したり借りたりした友達と会う間隔も減ったりして(昔は毎日会う友達と貸し借りをしていたので)長期間借りっぱなしということも増えた。
それでも私にとって本は気に入ったら何度でも繰り返して読むもので大切なものなので、借りたら必ず返すのが当たり前だと思っていた。
それが、人によってはそうではないということがわかったのが大人になってだいぶ経ってからのことで(遅すぎる?
)、何度かヤキモキしたりした後で、今では貸したら戻ってこない可能性もあることを肝に銘じて貸すことにしている。
)、何度かヤキモキしたりした後で、今では貸したら戻ってこない可能性もあることを肝に銘じて貸すことにしている。そんなに大切だったら貸さなければいいと思うけれど、気に入った本であればあるほど誰かに読んで欲しいと思うし、読んだ感想を聞くと自分とは違った角度からの意見が聞けたりするのが嬉しくて、どんどん貸したくなってしまう。
誰かと同じ本を読んだという体験を共有できることも嬉しいのかな