飛行機大好きな私にとってフライト中は至福の時なのですが
この日の新千歳 → 羽田 の1時間20分。。。。
何をしていたか全く記憶がなく。。。
ただひたすら貨物室のあの子の事を考えていたように思います。
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羽田に到着し大急ぎで手荷物引き取りに
ぐるぐる回るターンテーブルの横にちょっとしたレーンがあり≪あの子≫が出てきました。
優しげなGSの男性がニコニコと『さあ、ワンちゃん元気に出てきますよ』と
ドアを開けキャリーバックを出してくださいました。
航空会社の1番小さいケージでもそのまま中に入れると
揺れたとき広くて転げまわる恐れがあるので
キャリーバッグごと中に入れておいたのです。
キャリーを開けると上半身を伸ばしあの子がひょっこり顔を出してくれて
一安心
GSの方の言葉にどれだけ救われたかわかりません。
その後もどうやって自宅までたどり着いたか記憶がありません
とにかく≪あの子≫をフカフカのベッドで休ませたい。。。
その一心でした。
食欲も落ちずその夜はよく食べてくれました。
我が家の5WANですが次から次へと保護・預かりワンコが来るので
特に興味を示すでもなくいつものように自然に迎えてくれました。
『おかえり 待ってたよ』 と言ってるかのように。
とにかく質の良いフードと私の目が届く限りリビングで自分の足で
歩かせるようにしました。
この間まで一番末っ子だったマイネがよく面倒を見てくれます。
いつも一緒
マイネの後ろをついて歩くうちにドンドン足の筋力が付いていきました。
トイレだって私が教えなくてもお姉ちゃんたちの後に入ってします。
5日後 検診とワクチンのため初めて掛かりつけの病院へ
小さすぎて お耳がピ~~~ン!!
体重は420グラム
初めて会った日から一週間 100グラム増えました。
少し毛にフワフワ感が出てプードルらしくなってきました。
目も少しずつ見えているようで耳も大きな音がすると動くようになってきました。
帰り道
桜が咲いていました。
ちょうど昨年のこの頃。。。。
竹千代と見た桜を今年はこの子と見ています。
竹千代が見ることのできなかったこれから先の世界を
この子を通して一緒に見ててくれたら嬉しいな
きっと竹千代が巡り遇わせてくれた小さな命
ひょっとしたら女の子ばかりの我が家に
竹千代が女の子になって出直してくれたのかしら
名前は ≪まりも≫です
生きててくれてありがとう
うちの子になってくれてありがとう
大切にするから
絶対幸せにするからね まりも