以前にも記事にしましたが、

↓過去記事:ポケカ女子とファッションとカードサプライ

 

ポケカの熱、人気がヒートアップしています。

まずは簡単にポケカの歴史を振り返ってみましょう。

 

 

今現在の2021年から遡ること25年前の1996年10月に

初めてポケモンカードの第一弾が展開されてから、

あらゆるバリエーションのシリーズが発売されています。

 

 

なんと2021年時点では、世界中で累計18億枚以上を出荷しています。

さらに世界8カ国語で翻訳されて発売されているポケモンカードは、

世界中のインスタグラマーや人気youtuberが投稿し、

国境を越えて、いわゆる共通言語のように親しまれています。

 

 

つい最近の2021年5月に新シリーズとしてリリースされた

「イーブイヒーローズ」には、やはり購入者が殺到し、

海外のオークションサイトでは「リザードン」というキャラクターカードが

約3,500万円で落札されるなど、世界中でポケカが大白熱しています。

 

 

 

今日は、そんなポケモンカードの人気が止まらない理由について考察します。

 

目次

1)youtuberによる再ブームの到来

2)トレーディングカード会社の未来への戦略

3)ノスタルジー世代を巻き込む再ブーム

4)ポケカ投資家と販売店側のトラブル対策

 

 

1)youtuberによる再ブームの到来

はじめしゃちょーや、広瀬すずさん、

フィッシャーズといった人気YouTuberがこぞって、

2018年にポケモンカードのスターターデッキを取り上げたことで、

流行に敏感な若者たちに一気に火がつき再ブームが起きました。

そんなポケモンカードフィーバーですが、

どうしてここまで人気が保たれているのかの秘訣を

私なりに紐解いてみます。

 

 

 

 

2)  トレーディングカード会社の未来への戦略

今、トレーディングカード業界は大きく舵を切っています。

その舵の行先となるキーワードは「女性」「子ども」「ファッション」だと思います。

 

トレーディングカードの主役は何といってもそのカードで遊ぶプレイヤーです。

そこにポケモンという可愛いキャラクターのトレーディングカードや、

ファッション性の高いカラフルなカードサプライ、

身に着けたくなるようなポケモン関連グッズのバラエティを増やし、

子ども、女子、女性層も多く取り込むことで、オタクな印象のあった

トレーディングカードの世界観が、一気にファッションメジャーになり、

様変わりしてきています。

ポケカ女子という可愛いポケモングッズを身に着けた女の子が増えています。

そしてそこに向けた戦略が華を開き、今日のブームに繋がっています。

 

 

 

3)ノスタルジー世代を巻き込む再ブーム

現在の年齢がちょうど30歳~30代半ば位の人であれば

ちょうど子供の頃に、最初のポケモンカードブームがあり、

友人と一緒に対戦をした記憶があるかもしれません。

その当時は他にも遊戯王やマジックザギャザリングなども

流行したカードゲーム世代です。

 

トレーディングカードを集めている大人の多くは、

かつてお小遣いをやりくりして

トレーディングカードを集めていました。

 

そんな子供のころのワクワク楽しい想い出が詰まったノスタルジー感と、

カードバトルをしながら和気あいあいとする雰囲気や、

カードをコレクションする楽しさや、カード自体ののプレミアムが発生するところに、

トレーディングカードの独特の面白さがあります。

 

大人になったノスタルジー世代の方は

今や仕事に余裕ができ、経済的にも自立が出来ている段階で

子どもの頃に遊んだ懐かしさから、またポケモンカードに触れながら

仲間たちと再度、交流を楽しむために戻ってきました。

 

そして彼らが子供の時に大いに楽しんだポケモンが、

ここにきて新しい世代である子供たちや女の子、女性たちが

Youtuberの拡散によって2018年頃からポケモンプレイヤーたちと

合流し、マッチングを始めました。

 

 

 

4)ポケカ投資家と販売店側のトラブル対策

現在、ポケカはとても価格が高騰してきています。

海外の販売店では店頭で販売をすると

ポケモンカードの争奪でいざこざが起きてしまい、

拳銃で威嚇する事件まで起きています。

お客様同士と従業員の安全のために、

オンラインでの販売のみとしている店舗もあります。

 

 

何故、トレーディングカードを製造する会社の

多くはもっと出荷量を増やすということをしないのか。

カード自体に価値が高まった方が、人気が持続できるからでしょうか?

 

その答えに過去の他社の失敗例にあるようです。

1980年代のアメリカではスポーツ選手をモチーフとした

トレーディングカードがブームになりました。

今でこそ誰でも知っているプロバスケットプレイヤーの

神様・マイケル・ジョーダンをはじめ、

数々の有名スター選手がNBAを盛り上げていた時期で、

この頃にトレーディングカードのブームが起こり、

製造会社も需要に答えられるように十分な供給をしました。

 

 

ところが、だれでもいつでも手に入るカードというのは、

そこに貴重感や、プレミアム性がなく、

ブームが真っ逆さまに急激に下火になり、

トレーディングカード自体の価値も一気に下落しました。

そして価値が下がるどころか、トレーディングカードゲーム自体の

人気まで急激になくなってしまいました。

ブーム自体が供給を増やす過ぎたことにより、

突然に終焉を迎えてしまったのです。

 

 

トレーディングカードが転売などのお金儲けを対象として

売買されるのはトレーディングカード会社も求めていないはずです。

そもそもトレーディングカード自体が好きで、

そこにモチーフとされているスポーツやゲーム、

アニメなどファンが支えているからこそのトレーディングカードです。

 

 

ただし、カードのプレミアム性自体は

トレーディングカードゲームの人気を保つためにも、

またプレイヤーも希少価値の高いカードを持つ面白さもあります。

 

この絶妙な匙加減がトレーディングカード会社のノウハウです。

供給する量を調整をする事もさることながら、

コレクションをしたくなるようなデザインや材質のカード開発もすごく、

地域や国に根差したカードもあります。

ポケカ海外限定版などのカードや、和服ピカチュウなど、

海外の方からも強い人気を集めており、

貴重価値の高いレアカードになりやすい状態です。

 

 

そのため、トレーディングカード業界や、ポケカや遊戯王も

最重要で意識をしているのは、この絶妙なプレミアム感を

感じる供給量のコントロールと、イベントによるプレイヤーの成長、

未来を見据えたターゲットへのトレーディングカードデザインや、

ファッション性の高いカードサプライの商品開発です。

 

 

まとめ

新世代youtuberによる拡散

ポケカ女子によるファッション性の高まり

ノスタルジー世代の再ブーム

トレーディング会社によるイベントや、供給のコントロール、商品開発

繰り返し(youtuberやインスタグラムでの拡散)

 

 

大きくまとめましたが、ポケカブームは

上記のようなループの構造になっているといえます。

ここまでまとめてきて感じるのは

ポケモンカードは楽しく、どの世代の方にとっても

素晴らしい体験を得ることができる「遊び」でもあり

「ファッション」や「交流の場」になりつつあります。

25周年を迎えても止まらないポケモンカードの人気の高まりに

当社でも高品質なトレーディングカードサプライ品の製造に

力を入れていき、一緒に盛り上がっていきたい思います。

 

 

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